ICE

ICE CrowdFX システムは再構成されて、変更を行う適切な場所を簡単に検索できるようになりました。

2 つの新しい ICE Tree が拡張された CrowdFX システムに導入されています。

• [Animation_Blending]: アクターが実行できる可能性のあるすべてのアニメーションを定義します。
• 挙動: アニメーションのブレンド ツリーで定義されている適切なアニメーション状態を使用するタイミングを定義します。

これらの ICE Tree の詳細については、「群集シミュレーションでのアクション ソースの使用方法」を参照してください。

必要に応じて、ICE ツールバーの[CrowdFX] [シミュレーション](Simulation) [作成](Create)コマンドを使用すると、さまざまな群集シミュレーションを設定できます。

このコマンドの詳細については、「基本的な群衆シミュレーションの作成」、「衝突回避を持つ群集シミュレーションを作成する」、「歩行者の群集シミュレーションを作成する」を参照してください。

新しい[CrowdFX] [シミュレーション](Simulation) [編集](Edit) [群集シミュレーション ツリーのインスペクト](Inspect Crowd Simulation Tree)コマンドではロードした群集シミュレーション シーン用に ICE Tree エディタを直接表示します。

[Syflex クロス](Syflex Cloth)ICE コンパウンドで新しい[ウェイトマップ](WeightMap)、[ポイント](Points)、[硬さマップ](StiffnessMap)入力ポートを使用してデフォーメーションを変化させることができます。

• [ウェイトマップ](WeightMap): マップ内のポイントごとの値(通常は 0～1)で、シミュレーションによりクロスのポイントがどの程度の影響を受けるかをコントロールします。0 はポイントがシミュレーションによって修正されないことを意味します。
• [ポイント](Points): シミュレーションで使用されるポイントを定義します。
• [硬さマップ](StiffnessMap): このポイントにアタッチされているクロスの各スプリングの硬さを修正します。

詳細については、「[Syflex クロス](Syflex Cloth)の[ウェイトマップ](WeightMap)、[ポイント](Points)、および[硬さマップ](StiffnessMap)ポートを使用する」を参照してください。

新しい[StretchMap]、[ShearMap]、[BendMap]ウェイトマップでスプリングの硬さをコントロールします。このポイントにアタッチされているクロスの各スプリングの硬さをポイントごとのマップが修正します。

[Syflex クロス スプリング](Syflex Cloth Springs)ポートの詳細については、「 Syflex Cloth Springs(Syflex クロス スプリング)」を参照してください。

ICE コンパウンドで外部に公開されたポートをオーバーライドすることができるようになりました。オーバーライド アイコンとグレーの点線によって、オーバーライドされるポートと、ICE コンパウンドのポート間のコネクションを簡単に確認できます。

「外部公開されたポートをオーバーライドする」を参照してください。

ICE バレット リジッド ボディのシミュレーション環境として、GPU(CUDA)モードを選択できるようになりました。GPU(CUDA)モードではすべてのシミュレーション パラメータが調整のために表示されます。パラメータを調整して、より優れたパフォーマンスと正確なシミュレーション結果を得ることができます。

「バレット リジッド ボディのシミュレート(Simulate Bullet Rigid Bodies」を参照してください。