歩行者の群集シミュレーションを作成する

 
 
 

[CrowdFX] [シミュレーション](Simulation) [作成](Create) [新しい歩行者の群集](New Pedestrian Crowd)コマンドを使用して基本的な歩行者の群集シミュレーションを作成することができます。

この基本的な歩行者の群集を設定するための[挙動](Behavior)ICE Tree は次のように表示されます。

また、このコマンドにはモデルの読み込み、アクション ソースの選択、アクターの追加により歩行者の群集を作成するためのオールインワンの[PedestrianSetup]インタフェースが用意されています。

このインタフェースには、モデルおよびモデルのアクション ソースを歩行者の群集シミュレーションに組み込むための次のコマンドがあります。

[PedestrianSetup]インタフェースを使用して歩行者の群集シミュレーションを作成するには

  1. [読み込み](Import)、[シーンから取得](Get From Scene)、[既定の歩行者](Default Pedestrian)ボタンをクリックして、モデルを選択します。

    [PedestrianSetup]インタフェースにはモデルの詳細が表示されます。

    インタフェースの[アニメーション ソースを定義](Define Animation Sources)セクションには、参照用にモデルの名前が表示されるほか、アイドルと動作のアクション ソース、モデルのアクション ソースのアニメーション タイプに応じて重心を選択するオプションがあります。

  2. [ソース](Source)ドロップダウン リストからアクション ソースを選択して、アイドル アニメーション状態を定義します。
  3. [動作](Movement)セクションで、アクターのアニメーション ソースを選択します。

    デフォルトでは、アクターが動作から別の動作へトランジションするときのアニメーションの状態として[歩行中](Walking)と[走行中](Running)が選択されています。

  4. 1 つまたは複数のアクション ソースを追加または削除するには、[アニメーション ソースを追加](Add Animation Source)または[アニメーション ソースを削除](Remove Animation Source)をクリックします。
  5. アクション ソースが動作タイプではない場合は(座る、起立、転倒、揺れなど)、[重心を使用](Use Center of Gravity)オプションをオフにします。
  6. (オプション)歩行者の群集シーンにさらにアクターを追加する場合は、[追加アクターを取得](Get Additional Actor)をクリックします。

    群集シーンに追加するすべてのアクターの名前が、[PedestrianSetup]インタフェースの[追加されたアクター](Added Actors)セクションに表示されます。

  7. [歩行者の群集を作成](Create Pedestrian Crowd)をクリックします。

    これにより、歩行者の群集シミュレーションが作成されます。

CrowdFX ワークフローの概要」の手順に従って、ゴール、壁、地形などを歩行者の群集シーンに追加できるようになりました。