スカルプトの新機能

 
 
 

3D カーブを描画する

 

新しいカーブ ツール トレイには、メッシュにガイド線を描画したりスクリーン プレーンに 2D カーブを描画できる、鉛筆スタイルの[カーブを作成する]ツールが含まれています。Mudbox では、モデルに描画しているのか画面上の何もない空間に描画しているのかを認識し、それに応じて 3D または 2D カーブのいずれかを作成します。

単純なクリック アンド ドラッグ操作によって、カーブの延長や接続、閉じたループの作成を簡単に行うことができます。描画したカーブを変更するには、カーブ固有のマーキング メニューと一緒に[グラブ カーブ]および[スムーズ カーブ]ツールを使用します。

モデルにカーブを作成すると、精密なスカルプトおよびペイント作業の基礎として使用できます。

Ptex ファイルをディスプレイスメント マップとして適用する

 

[マップを使用してスカルプト]ウィンドウを使用して、Ptex ファイルをディスプレイスメント マップとして適用できるようになりました。これにより、メッシュに UV テクスチャ座標を設定していない場合でも、マップを使用してターゲット サーフェスをスカルプトできます。

折り目とハード エッジのサポート

 

Mudbox では、Autodesk Maya、Autodesk 3ds Max、Autodesk Softimage で作成された、ハード エッジ、折り目、スムージングがあるメッシュをサポートするようになりました。多様な新しいオプションによって、シャープ エッジやハード サーフェスがあるベース メッシュに対して読み込み、サブディバイド、スカルプトを適切に行い、これら特殊なサーフェスに詳細やペイントを正確に加えることができます。

Mudbox では、特に構成を行うことなく、ハード エッジがあるモデルを読み込んで、既定で正確に表示しサブディバイドできるようになっています。次に示す領域で、新しいオプションと設定が導入されています。

注:

Maya から折り目の情報を書き出す場合は、書き出す前に Maya の[スムーズ メッシュ プレビュー]がアクティブになっていることを確認して、FBX の書き出しオプションで[ジオメトリ]の欄にある[スムーズ メッシュ]をオンにしてください。