スケルトンを使用すると、キャラクタにポーズをとらせたり、アニメートするといった操作が直感的に行えます。適切に構成されたスケルトンは、人間の体とほぼ同じようなあらゆるポーズやアクションに使用することができます。またその一方で、スケルトンを使用すれば、モデルに制限を加えることもできます。つまり、モデルが指定以外の動作をしないように制限できます。たとえばご自分の手首の動きを見てください。手首を上下に曲げることは簡単ですが、左右への動きは非常に制限されています。
人間の骨と同じように、Softimageのスケルトンはボーン(骨)で構成され、それぞれのボーンは回転可能なジョイント(関節)でつながっています。ただし、Softimage 内ではボーンとジョイントの組合せが 1 つのチェインとして総称される点が実際のスケルトンとは異なります。