チェイン エレメントを表示する
 
 
 

チェイン エレメントの表示をコントロールする方法は多数あります。Softimage の他のオブジェクトと同様、チェイン エレメントは非表示にすることができるほか、チェインの特定の一部のみを表示するよう指定することもできます。

ヒント:スケルトンがエンベロープされている場合、X 線シェーディング ディスプレイ オプションを使用して、エンベロープ内のボーンを表示および選択できます。詳細については、[Camera Display]プロパティ エディタの[ディスプレイオプション]タブを参照してください。

チェイン エレメントの表示/非表示を切り替える

チェインをビューポートに表示する方法は複数存在します。

次のいずれかを実行します。

  • ビューポートのタイトルバーで目のアイコン をクリックし、[チェイン](Chains)(既定ではオン)を選択して、ビューポートにチェインを表示します。

  • すべてのビューポートでチェインの表示/非表示を切り替えるには、メインメニューバーから[ディスプレイ](Display) [チェイン](Chains)を選択します。

  • 目のアイコンをクリックし、ビューポートのメニュー バーで[可視性オプション](Visibility Options)を選択して(または[Shift]+[S]キーを押して)、[カメラの表示/非表示]プロパティ エディタを開きます。[オブジェクト]ページで、[チェインルート](Chain Roots)[ボーン](Bones)[エフェクタ](Effectors)オプションを切り替えます(既定ではオン)。

ビューポートのディスプレイ モードを使用してボーンを表示する

ビューポートに設定された現在のディスプレイ モードを使用して、チェイン ボーンおよびそのシャドウ ボーンを表示できます。つまり、[シェーディング]、[コンスタント]、[デプスキュー]、[陰線]、[ワイヤフレーム]などのモードでボーンとシャドウを表示できます。これは視覚的な参照のみを目的としており、ボーンはレンダリングされません。

  1. 1 つまたは複数のチェイン ボーンを選択して[Enter]キーを押し、[チェインボーン]プロパティ エディタを開きます。選択したチェイン ボーンすべてを一度に変更するには、複数エレメントのプロパティ エディタで操作します。

  2. プロパティ エディタの[ボーン表示]または[シャドウ表示]グループで[ディスプレイモードを使用](Use Display Mode)オプションを選択します。

    シャドウ ボーンの詳細については、「チェイン エレメントのシャドウを作成する」を参照してください。

       

    [シェーディング]ディスプレイ モードのボーン([標準]シェイプ)。

    [コンスタント]ディスプレイ モードのボーン([くさび]シェイプ)。

    X 線モードが有効の場合、[X 線表示タイプ](XRay Display Type)として[透明](Transparent)を選択すると、シェーディングボーンが表示されます。[Camera Display]プロパティ エディタの[ディスプレイオプション]タブを参照してください。

ジョイント サークルを表示する

既定では、チェイン上の限られた空間が煩雑にならないよう、ボーンとボーンのあいだのジョイント サークルは表示されません。サークルを表示する必要がある場合は、次のいずれかを実行します。

  1. ビューポートのタイトル バーで目のアイコンをクリックし、ビューポートのメニュー バーで[可視性オプション](Visibility Options)を選択して(または[Shift]+[S]キーを押して)、[カメラの表示/非表示]プロパティ エディタを開きます。

  2. [属性]ページで、[チェインジョイントローテーションリミット](Chain Joint Rotation Limits)を選択します。

IK チェインのクリティカル ゾーンを表示する

ルートの周囲にはクリティカル ゾーンと呼ばれる領域があり、2 つの円錐で示されます。 エフェクタをクリティカル ゾーンに移動すると、チェインの方向が反転します。

  1. ビューポートのタイトル バーで目のアイコンをクリックし、ビューポートのメニュー バーで[可視性オプション](Visibility Options)を選択して(または[Shift]+[S]キーを押して)、[カメラの表示/非表示]プロパティ エディタを開きます。

  2. [属性]ページで、[チェインのクリティカルゾーン](Chain Critical Zone)を選択します。

デフォルトの回転の軸参照が使用されている場合、またはチェインに対して軸参照コンストレイントが適用されている場合、クリティカル ゾーンは青で表示されます。チェインにアップベクトル コンストレイントが適用されている場合、クリティカル ゾーンは緑で表示されます。