ポイント マップを使用する

 
 
 

XGen のディスクリプションにバインドされるポリゴン メッシュのサーフェス上のポイントの位置を指定することができます。Maya はこれらのポイントの位置をマップとして保存し、その情報をポイント ファイル(.xuv)として格納します。既定では、このファイルはディスクリプションのポイントフォルダに保存されます。ファイル名はディスクリプションにバインドされているポリゴン オブジェクトに基づきます。「XGen ファイルを管理する」および「マップ ファイルの場所」を参照してください。

ポイント マップは次の位置を指定するのに使用します。

注: 同一のポイント マップを使用するには、ディスクリプションが同じトポロジを持つジオメトリにバインドされている必要があります。

プリミティブの位置を指定するためにポイント マップを使用する

  1. プリミティブの生成(Generate the Primitives)指定したポイント上(At points you specify)に設定してディスクリプションを作成します。「XGen ディスクリプションを作成する」を参照してください。
  2. XGen ウィンドウで、プリミティブ(Primitives)タブをクリックします。
  3. ジェネレータ アトリビュート(Generator Attributes)セクションで、ポイントの指定(Specify Points)をクリックします。

    ポイントの指定ツール(Specify Points Tool)ウィンドウが表示されます。カーソルが円形のアイコンに置き換えられ、ジオメトリのこの領域にポイントを追加することができることを示します。

  4. 次のいずれかを実行します。
    • 既存のポイント ファイル(.xuv)を使用するには、ポイントの指定ツール(Specify Points Tool)最後の保存に戻す(Revert to Last Saved)をクリックします。

      Maya はディスクリプション用に作成された最後のポイント ファイルをロードします。

    • 新しいポイントの場所を作成するには、ポリゴン サーフェス上の領域をクリックします。

      指定した場所に黄色のマーカーが表示されます。ディスクリプションがプレビュー表示されたら、点の位置にプリミティブが生成されます。

      注:ポイントの指定ツール(Specify Points Tool)の半径を大きくまたは小さくするには、B キーを押しながらマウスでドラッグします。
  5. (オプション) ポイント マーカーを大きくまたは小さくするには、ポイント表示長(Points Display Length)を使用します。
  6. 保存して閉じる(Save and Close)をクリックします。

    指定した位置にプリミティブが表示されます。

アニメーション ワイヤ(AnimWire)および束(Clumping)モディファイアでポイント マップを使用する

  1. アニメーション ワイヤ(AnimWire)の場合はマップの生成(Generate Maps)ウィンドウで、束(Clumping)の場合は束マップの生成(Generate Clumping Map)ウィンドウで、次のいずれかの操作を行います。
    • ディスクリプション用にすでに作成してあるポイント マップを使用するには、ロード(Load)をクリックします。
    • 新しいポイント マップを作成するには、密度(Density)を設定し、生成(Generate)をクリックします。
      注:束マップを使用するモディファイアを作成する場合、密度(Density)を最初の束マップのポイント密度よりも高い値に設定する必要があります。
    • 新しいポイントの場所を作成するには、ポリゴン サーフェス上の領域をクリックします。
    • ディスクリプションのガイドの位置の配置点を使用するには、ガイド(Guide)をクリックします。

      ディスクリプションがプリミティブを制御するためにガイドを使用している場合、この方法を使用することができます。

  2. (オプション) ポイント マーカーを大きくまたは小さくするには、ポイント表示長(Points Display Length)を使用します。
  3. ポイント マップにマスク(Mask)を適用するには、 をクリックしてリストからオプションを選択します。

    PTEX マップを作成してプリミティブをコントロールする」を参照してください。

  4. 保存(Save)をクリックします。