Bump Add(バンプ追加)

 
 
 

| Render Tree の使い方

カテゴリ:バンプ

シェーダ ファミリ: テクスチャ

出力: カラー

このシェーダは、Softimage バージョン 6.0.1 より前に作成された Render Tree 用に提供されています。新しい Render Tree には、代わりにBump Map(バンプマップ)を使用します。

このシェーダは、バンプ マップとしてイメージを使用したりカラーを定義することができます。Render Tree では、このシェーダはサーフェイス シェーダとマテリアル ノードのどちらにも接続できます。

マテリアルのサーフェイスの X、Y、または Z 座標を変更して隆起のあるサーフェイスを作成します。負の値ではサーフェイスが内側にへこみ、値が 0 ではサーフェイスは変化しません。正の値ではサーフェイスは外側に突き出ます。これらの処理は、照度を計算する前に行われます。このパラメータがオブジェクトのジオメトリに影響することはありません。

注:Render Tree でこのシェーダを Bump 入力に接続するには、Color2Vector シェーダを使う必要があります。

名前(Name)

シェーダの名前。任意の名前を入力するか、デフォルト名を使用します。

カラー入力(Color Input)

使用するカラーを定義します。Render Tree でこのパラメータを制御するには、テクスチャを使用できます。

バンプ有効(Bump Enabled)

バンプ マップ エフェクトのオン/オフを切り替えます。

バンプ入力(Bump Input X, Y, Z)

マップを適用する際、バンプ マップで使用するステップの数を定義します。このパラメータを使ってバンプ マップを滑らかにしたり、ギザギザにしたりすることができます。

Render Tree の使い方

このシェーダをマテリアル ノードの[Surface]入力上のカラー入力(赤)へ接続して完全なバンプ マップを作成したり、あるいは[diffuse]や[specular]などのサーフェイス シェーダ上のカラー入力へ接続します。特定のパラメータにのみバンプ マップを適用したい場合は、この接続を終了します。このシェーダはそれ自体でも使用できます(カラー入力フィールドにて 1 つのカラーを入力します)。あるいは入力パラメータを介してイメージ シェーダをこのシェーダに接続することもできます。