エクスプレッションは、その複雑さや使用するツールにより、複数の作成方法を使い分けることができます。簡単なエクスプレッションであれば、以下に説明されているように、Explorer、Parameter Connection Editor、またはプロパティ エディタで作成できます。より複雑なエクスプレッションを記述する場合は、Expression Editor を使用します。Expression Editor での記述方法については、「エクスプレッションの記述」を参照してください。
ファンクション カーブや他のエクスプレッションなど、すでにアニメートされたパラメータにエクスプレッションを作成することはできません。この場合は、まず既存のアニメーションを削除する必要があります。方法については、「 アニメーションを削除する」を参照してください。
ただし、アクションと Animation Mixer を使用すれば、エクスプレッションと他のアニメーションを組み合わせることができます(「エクスプレッションを保存する」(「Animation Mixer のノンリニア アニメーション」)を参照)。同様の方法で、1 つのパラメータに複数の式を設定することができます。詳細については、「同一パラメータ上の複数のエクスプレッション」を参照してください。
デフォルトのエクスプレッションは、選択されているパラメータの現在の値を単純に示すエクスプレッションです。
次のいずれかの方法で、[エクスプレッションの設定](Set Expression)コマンドを使用できます。
Explorer またはプロパティ エディタで、パラメータのアニメーション アイコンを右クリックし、[エクスプレッションの設定](Set Expression)を選択します。Explorer では、パラメータの名前を右クリックしてこのコマンドを選択することもできます。
1 つまたは複数のパラメータをマークし、[Animate]ツールバーから[作成](Create) [パラメータ](Parameter) [エクスプレッションの設定](Set Expression)を選択するか、[Animation]パネルから[Animation] [エクスプレッションの設定](Set Expression)を選択します。
エクスプレッションを記述することでより複雑なエクスプレッションの作成が可能になりますが、以下のいずれかの方法を使用すると、単純なエクスプレッションも簡単に作成できます。
A |
プロパティ エディタで、アニメートされていないパラメータ A のアニメーション アイコンを、パラメータ B のアニメーション アイコンにドラッグします。パラメータ B のアニメーション アイコンに等号が表示され、値がパラメータ A と等しくなるように変更されます。 |
B |
Explorer で、アニメートされていないパラメータの名前をドラッグし、別のパラメータの名前にドロップします。 |
C |
Parameter Connection Editor で、[駆動されるターゲット]として 1 つまたは複数のパラメータを、[駆動するソース]として 1 つのパラメータを選択し、リンクリストから[等式(=)]を選択して、[リンク]ボタンをクリックします。 詳細については、「単一の駆動パラメータにリンクする」を参照してください。 |