PPG のサイズと位置を取得および設定する
オブジェクトモデルと C++ API の PPGLayout に新しいメソッドと関数が追加され、モーダル プロパティ エディタ(PPG とも呼ばれる)のサイズと位置を設定および取得できるようになりました。
元に戻す API
オブジェクトモデルと C++ API の XSIApplication に新しいメソッドと関数が追加され、undo コンプレックスを開閉できるようになりました。コマンドが元に戻すまたは再試行を実行している場合に True を返します。
UV プロパティ固定 API
クラスタ コンポーネントを固定または固定解除するための新しい C++ とオブジェクト モデル API です。 この API は主に UVUnfold 機能で使用します。
Schematic ビューとノード API
スケマティック ビュー ノードを操作するための新しい C++ とオブジェクト モデル API、および新しいメニュー アンカー ポイントを次に示します。 siMenuSchematicViewID、 siMenuSchematicViewContextID、および siMenuSchematicNodeContextID. スケマティック ビューでは、シーンはオブジェクト間やマテリアルとテクスチャ ノード間の関係を示すグラフィカル リンクを備えた階層構造で表示され、各オブジェクトの定義方法を示します。SDK サンプル ワークグループに SchematicDemo
サンプルが追加されました。
イベント
- コマンドを実行しようとするときに発生します。 このイベントを使用すると、コマンド実行の中断、コマンド引数の値の修正、または他のコマンドの起動を行うことが可能です。
- コマンドが実行されたときに発生します。 イベントを使用すると、コマンドの戻り値または出力引数の値にアクセスできます。 他のイベント タイプとは異なり、このイベントは、現在のコマンドが前のイベントで中断されると必ず発生します。
- ユーザがレンダ シーケンスを中断したときに発生します。 シーンを変更した結果レンダ領域のジョブを再実行した場合、このイベントも送信されることがあります。
- siFileTypeAction のためののサポートがイベントとイベントに追加されました。 siOnBeginFileExport/siOnEndFileExport イベントと siOnBeginFileImport/siOnEndFileImport イベントが、アクションとシェイプ アクションをサポートするようになりました。
インタラクティブな Tool SDK
- 3D ビューで使用可能なプラグイン ツールをビルドするための新しい ToolContext が C++ API に追加されました。
- Tool SDK で使用する新しい計算クラス CLine と CPlane。
- プラグイン マネージャにツール ウィザードが実装されました。
- 新しいカスタム ツール サンプルが SDK サンプル ワークグループに追加されました。
イメージクリップとビットマップコントロール
- PPGLayout の新しいイメージクリップコントロール(siControlImageClip): イメージクリップを表示するコントロールが追加されました。文字列パラメータでイメージクリップの完全名が設定されます。サポートされているアトリビュートは
TRUE に設定した siUIShowClip で、イメージクリップコントロールのサムネイルが表示されます。このコントロールのツールバーは、この属性値にかかわらず常に表示されます。
- スタティック ビットマップ コントロール(siControlBitmap): siUIFilePath を使用してビットマップを表示するように設定します。
- どちらのサンプルも、SDK サンプル ワークグループの PSetUIDemo を参照してください。
メニュー チェックマークのサポート
オブジェクト モデルと C++ API の MenuItem に追加された新しいメソッドと 2 つの関数はメニュー チェックマークをサポートします。
Python のスクリプト ショートカット
python スクリプトを容易にするために新しいオブジェクト モデル ショートカットが siutils.py に追加されました。 「Python のショートカット」を参照してください。
SDK での動作変更
- Layout.CreateView メソッド および Layout::CreateView 関数で、作成されたビューの(タイトルバーの)名前が表示されるようになりました。
- 元に戻す回数をスクリプトで恒久的に変更することはできなくなりました。 これにより、スクリプトで元に戻す回数を 0 に設定してパフォーマンスを上げると戻せなくなり、異常終了する問題を回避できます。