XSIApplication.OpenUndo

導入

v10.0 (2012)

詳細

undo コンプレックスを開きます。undo コンプレックスは元に戻すことのできる複数のコマンドを、単一の操作で元に戻す/やり直すために使用することができます。undo コンプレックスが開かれると、元に戻すことのできる後続の全てのコマンドの呼出しがこのコンプレックスに追加されます。開かれているコンプレックスを閉じるには、XSIApplication.CloseUndo メソッドを呼び出す必要があります。

OpenUndo はカスタム コマンドの置き換えとして使用されるものではありませんが、カスタム コマンドを使用する必要がない特別な場合に使用することができます。たとえば、カスタム メニュー アイテムからスクリプトを発生させることは、スクリプトすべてを一気に元に戻すためのカスタム コマンドを記述する必要なく、undo コンプレックスを使用して実行できます。

注: 無視された CloseUndo 呼出しにより、元に戻す/やり直す問題が発生し、Undo コンプレックスが開かれたままになることがあります。 ただし、Softimage は開かれたままの undo コンプレックスを可能な場合は自動的に閉じるよう試みます。

C#構文

XSIApplication.OpenUndo( String in_sComplexName );

スクリプト構文

XSIApplication.OpenUndo( ComplexName );

パラメータ

パラメータ タイプ 説明
ComplexName String Softimage の[元に戻す]メニューに表示されるこのコンプレックスの名前。

Python の例

#

# Simple example to deomonstrate OpenUndo/CloseUndo

#

Application.OpenUndo("my undo complex")

Application.CreatePrim("Cone", "MeshSurface", "", "")

Application.CreatePrim("Grid", "MeshSurface", "", "")

Application.CreatePrim("Cube", "MeshSurface", "", "")

Application.CloseUndo()

Application.Undo("")    # my undo complex

Application.Redo("")    # my undo complex