Python のショートカット

Softimage の sipyutils モジュールには、次に示すショートカットなど、Python でのスクリプト作成を容易にするユーティリティ関数が含まれています。

[C]	Softimage 定数
si	Softimage アプリケーションオブジェクト(アプリケーション)を返す関数
[log]	Application.LogMessage
simath	Application.XSIMath オブジェクトを返す関数
siui	Application.XSIUIToolkit オブジェクトを返す関数
siut	Application.XSIUtils オブジェクトを返す関数
[disp]	win32com.client のディスパッチ関数

注:

siutils モジュールは Softimage のバージョン 11.0 SP1 (2013)から非推奨になっているため、新しい sipyutils モジュールの使用をお勧めします。
2013 のショートカットは Softimage バージョン 2013 SP1 では機能しません。si = si() の行でエラーが発生します。このエラーを解決するには、この行をコメント化するか、siutils モジュールを編集して si() のコメントを外します。または、新しい sipyutils ショートカットを使用することができます。

Script Editor で言語が Python に設定されている場合、[シンタックスの補助]コンテキストメニューを使用して、Softimage の sipyutils モジュール内にあるショートカットを Script Editor に挿入して使用することができます。

[シンタックスの補助 > sipyutils のインポート]を選択すると、次のコードが Script Editor のペインに挿入されます。

import sipyutils

[シンタックスの補助 > sipyutils からのインポート *]を選択すると、次のコードが Script Editor のペインに挿入されます。

from sipyutils import *

[シンタックスの補助 > sipyutils ショートカットのインポート]を選択すると、次のコードが Script Editor のペインに挿入されます。

from sipyutils import si          # win32com.client.Dispatch('XSI.Application')
from sipyutils import siut       # win32com.client.Dispatch('XSI.Utils')
from sipyutils import siui       # win32com.client.Dispatch('XSI.UIToolkit')
from sipyutils import simath   # win32com.client.Dispatch('XSI.Math')
from sipyutils import log        # LogMessage
from sipyutils import disp      # win32com.client.Dispatch
from sipyutils import C          # win32com.client.constants

[シンタックスの補助 > Python パスにプラグインを追加]を選択すると、次のコードが Script Editor のペインに挿入されます。

import sipyutils	# Add this plug-in path to python path
sipyutils.add_to_syspath(__sipath__)