キャッシュファイルに使用するデフォルトのパス、ファイル名の構文、およびキャッシュファイルフォーマットを設定できます。これらのデフォルトは、次の場所で使用されます。
Cache Managerの[Write(書き込み)]ページ。「キャッシュ ファイルの書き込み」を参照してください。
[Simulation Time Control]プロパティエディタ。「ICE シミュレーション環境キャッシュ ファイルを作成する」を参照してください。
ICE Treeの[Cache on File]ノード。「ICE Tree で ICE シミュレーションをキャッシュする」(「ICE の基本」)を参照してください。
これらのプレファレンスはシーンとともに保存されるため、現在のシーンに変更を加えた場合は、新しいシーンを作成するまでその効果は表示されません。
開いた Explorer で[シミュレーション](Simulation)を選択するか、アイコンをクリックして[Preferences: Simulation]プロパティ エディタを開きます。
[ファイルキャッシュのパステンプレート](File Cache Path Template)オプションで、キャッシュファイルのデフォルトパス、ファイル名、キャッシュタイプ(ファイルフォーマット)を設定します。「[Simulation]プリファレンス」(「プリファレンス リファレンス」)を参照してください。
キャッシュパス名およびファイル名に使用するトークンリストを表示するには、[パス]テキストボックスの横にある[トークン](Tokens)ボタンをクリックします。これにより、トークンとテンプレートのヘルプトピックが開きます。
キャッシュ用のトークンのほか、[Date]や[Time]など、そこに説明されている共通のトークンを使用することができます。
フレーム付加をキャッシュファイルに追加して、シーンのタイムラインからのオフセットが指定されたフレームをキャッシュすることができます。
フレーム付加を行うには、ナンバー記号(#)と、追加するゼロ桁の数を[File Name]の[Frame]トークンに加えます(たとえば、キャッシュ ファイル名に 3 つのゼロ桁を加えるには、[Frame #3]と指定)。
詳細については、[Frame]トークンの説明(「トークンとテンプレート」(「データ管理」))を参照してください。例については、「フレーム付加の設定」(「レンダリング」)を参照してください。