リトポロジ操作のトラブルシューティング

非多様体(T シェイプ)

メッシュ内の少なくとも 1 つのエッジが、3 つ以上のフェースで共有されています。

このメッシュを Mudbox で使えるようにするには、その前にこれを修正しておく必要があります。

このエラーが発生した場合は、リトポロジが失敗する可能性が非常に高くなります。

この問題を修正するには、問題のあるフェースを選択し、削除してから、穴にパッチを適用します。この問題の解決が難しい場合は、Maya にエクスポートします。

• フェースを選択する
• メッシュ内の穴にパッチを適用する

両面フェース

このメッシュ内に、境界が 2 つのエッジのみで構成されたフェースが少なくとも 1 つあります。Mudbox でこのメッシュを使用すると、スカルプトのペイントを行うときにエラーが発生します。

このエラーが発生してもリトポロジは完了できますが、生成されたメッシュには、問題のあるフェースの周辺に穴やアーティファクトが現れる可能性があります。

より良い結果を得るには、リトポロジを実行する前に、対応するフェースを選択し、削除してから、穴にパッチを適用します。

• フェースを選択する
• メッシュ内の穴にパッチを適用する

必要に応じて Maya で修正するメッシュをエクスポートします。

価数 2 の内部頂点がある

メッシュ内部の頂点に 2 つのエッジが接続しています。このようなメッシュはサブディバイドできません。また、スカルプト時に問題が発生します。

このエラーが発生してもリトポロジ処理を続けることはできますが、メッシュのサブディバイドが行われないため、処理後のメッシュが切り子面になる可能性があります。

より良い結果を得るには、対応するフェースを選択し、削除してから、穴にパッチを適用します。この問題の解決が難しい場合は、Maya にエクスポートします。

• フェースを選択する
• メッシュ内の穴にパッチを適用する

ゼロ長のエッジ

メッシュ内の少なくとも 1 つのエッジの長さがゼロです。このメッシュは、ペイントするとアーティファクトが発生します。この問題は、[スムーズ位置]をオンにすれば、メッシュをサブディバイドすることによって修正することができます。

このエラーが発生してもリトポロジは完了できますが、生成されたメッシュには、問題のあるフェースの周辺に穴やアーティファクトが現れる可能性があります。

[サブディビジョン オプション]にある[スムーズ位置]([メッシュ] > [新しいサブディビジョン レベル オプションを追加])をオンにします。次に[Shift] + [D]を押してメッシュをサブディバイドします。

その領域をスムージングにより問題のフェースをわずかに大きくすると、効果がある場合もあります。