全般的な新機能

 
 
 

Mudbox レイアウトをカスタマイズする

 

Mudbox のツールやウィンドウをドラッグ、サイズ変更、閉じる、または開くことで、ワークフローに適したカスタム レイアウトを簡単に作成できるようになりました。インタフェースをロック解除([ウィンドウ > レイアウトをロック])してから、必要に応じて再配置します。

[ウィンドウ]メニューの新しいオプションでは、カスタム レイアウトのロック、既定の Mudbox レイアウトへのリセット、または他のアーティストと共有するためにレイアウトのインポートとエクスポートができます。

次の新しいトピックや更新されたトピックを参照してください。

ViewCube を使用してナビゲートする

 

Mudbox では、他の Autodesk 3D アプリケーションのユーザは既に使い慣れているオンスクリーンの 3D ナビゲーション ツール、ViewCube をサポートするようになりました。ViewCube は 3D シーンに対するカメラ ビューのフィードバックを提供し、ペイントおよびスカルプトしながらシーン ビューをすばやく簡単に切り替えることができます。

[ViewCube]メニューを使用して、ViewCube のサイズ、動作、および外観を調整します。

3Dconnexion デバイスを使用してナビゲートする

 

ウィンドウ と Mac OS X の Mudbox では、ビューの方向を変更したりナビゲートするために 3Dconnexion 3D マウスの使用をサポートするようになりました。

3Dconnexion デバイスを使用すると、両手を使った作業スタイルが可能になるため、Mudbox での生産性を向上させることができます。一方の手で 3Dconnexion デバイスを使用してモデルを正確に配置したり視覚化しながら、もう一方の手でスタイラスを使用して選択、ペイント、およびスカルプトすることができます。

新しい選択ツール

 

[選択/移動ツール]トレイには[境界] および[UV シェル] ツールが含まれ、(穴のエッジなど)境界エッジのすべてのフェース、または 1 つの UV シェルのすべてのフェースを簡単に選択できるようになりました。

ツールを既定のプロパティにリセットする

 

多くのツールでは、[プロパティ]ウィンドウの新しい[リセット]ボタンによって、ツール設定の調整を試してから、必要に応じて簡単にツールを既定値にリセットできます。

変換をフリーズする

 

Maya の[変換をフリーズする]機能と同様に、Mudbox でもオブジェクトの変換をフリーズできるようになりました。この機能では、Mudbox でオブジェクトを移動、回転、およびスケールしてから[メッシュ > 変換をフリーズ]を選択すると、オブジェクトの現在の位置を新しい「ゼロ」位置として設定して、そのオブジェクトのローカルの原点を実質的に再定義できます。

スイート全体にホットキー基本設定を適用する

 

[Mudbox をセットアップ]ウィンドウから使用可能なホットキー基本設定が更新されました。Mudbox をスイートの一部としてインストールする場合、スイート全体でどの製品のホットキーを使用するかを設定できるようになりました。新しい[動作モード]基本設定でもこの設定を編集できます。

注:既にスイート内の他の製品でこの基本設定を行っている場合は、[Mudbox をセットアップ]ウィンドウに動作オプションは表示されません。

モデルを複製および反転する

 

[編集]メニューと[メッシュ]メニューの新しい項目を使用して、オブジェクトのペア(ブーツや手袋など)や繰り返しフィーチャ(両開き扉など)を簡単に作成することができます。[編集]>[複製]を選択してモデルのコピーを作成し、必要に応じて[メッシュ]>[メッシュの反転]を選択してメッシュを反転します。

モデルの反転は、パイプラインの標準スカルプト アプリケーションが既定の Z アップのシーン方向を使用している場合にも役立ちます。Mudbox では Y アップの方向を使用しているため、Mudbox で垂直に表示するために読み込んだモデルをすばやく簡単に反転でき、書き出すときには元の状態に反転できます。

ペインティングおよびスカルプティングのためのタイリング平面

Jesus Bibian Jr 氏のご好意により提供されたイメージ

新しいタイリング平面により、タイル状の詳細をペイントしたりスカルプトして、シームレスな繰り返しのフィーチャやテクスチャを作成することができます。[作成]>[タイリング平面]を選択して、新しい[タイリング平面を作成]ウィンドウを使用してプレーンのサイズと方向を指定し、いずれかのペイント ツールまたはスカルプト ツールを使用して繰り返しパターンを作成します。タイル状のテクスチャを使用して大きなサーフェス領域を効率的にカバーしたり、スカルプトされた詳細をディスプレイスメント マップ(アンダーカットやオーバーハングを表示するベクトル ディスプレイスメント マップを含む)に抽出します。

フォールオフ カーブ編集の機能向上

 

フォールオフ カーブ編集ツールの更新により、スカルプト ツールやペイント ツールのフォールオフの形状を簡単に調整できるようになりました。カーブ上のポイントを 1 回のクリックで追加したり削除できるようになりました。さらに、新しい[フォールオフ カーブ]ウィンドウにより、カーブの拡張表示を利用して簡単に編集作業を行うことができます。更新された情報については、「ツールのフォールオフを調整する」を参照してください。

注:[カラーを調整]ウィンドウにも同様のカーブ編集の機能向上が実装され、カラー チャネル カーブを簡単に調整することができます。