アニメーションの移動タイミングを変更

 
 
 

リタイム ツール(Retime Tool)を使用して、アニメーション シーケンスにおけるキーの動きのタイミングを直接調整することができます。アニメーションのセグメントをリタイムするには、グラフ ビュー領域でリタイム マーカーを作成し、それらをドラッグしてタイミングを調整します。マーカー間のスパンをロックし、アニメーションのセグメント全体をそれに合わせて移動させることも、マーカーをアンロック状態にしてスパン内のアニメーション領域をスケールすることもできます。

リタイム マーカーを作成するには

  1. リタイムするアニメーションとともにオブジェクトを選択します。

    たとえばキャラクタ全体のカーブを同時にリタイムするには、キャラクタ階層を選択します。

  2. グラフ エディタ(Graph Editor)で対象とするチャネルをすべて選択し、ツール バー(toolbar) をクリックするか、または編集 > トランスフォーム ツール > リタイム ツール(Edit > Transformation Tools > Retime Tool)を選択します。

    この操作によって、グラフ ビュー領域でリタイム ツール(Retime Tool)が起動します。

    注:リタイム ツール(Retime Tool)を終了するには、他のツールを選択します。
  3. グラフ ビュー内でダブルクリックし、変更するアニメーション カーブのセグメントの周囲にリタイム マーカーを作成します。(1 点からすべてのアニメーションに波紋を付ける場合は、マーカーを 1 つだけ作成します。)

    たとえば、フレーム 5~10 のアニメーションを調整するには、フレーム 5 でダブルクリックしてマーカーを 1 つ追加し、続いてフレーム 10 でダブルクリックして別のマーカーを追加します。

    リタイム マーカーはダブルクリックのたびに追加されます。

    リタイム マーカーは、同じオブジェクトを選択しているかぎりグラフ ビュー内に表示されたままとなります。グラフ エディタ(Graph Editor)でツールを変更し、その後リタイム ツール(Retime Tool)に戻り、マーカーの調整を継続できます。

リタイム マーカーを削除するには

リタイム マーカーをすべてグラフ ビューから消去するには

マーカーを操作してアニメーションをリタイムする

グラフ ビュー内にリタイム マーカーが複数存在する場合、各ペアに実線が引かれます。この実線スパンは、どちらか一方のマーカーをドラッグするとこのマーカーと次のマーカー間のキーがスケールされることを意味します。ユーザーがマーカーを調整すると、それに合わせて外側に向かって伸びる点線がアニメーションの上に表示されます。

注:既定では、リタイム マーカーをドラッグすると、そのマーカーがグラフ ビュー領域内のフレームにスナップされます。スナップを無効にするには、リタイム設定(Retime Settings) (編集 > トランスフォーム ツール > リタイム ツール(Edit > Transformation Tools > Retime Tool) > )を開き、フレームのマーカーのスナップ(Snap Markers on Frame)をオフにします。

リタイム マーカーを移動するには

  1. タイミングを変更することなくリタイム マーカーの位置を変更するには、次のいずれかを実行します。
    • マーカーを選択し、 + または を押します。
    • 上または下側の薄いマーカー セグメントをドラッグします。

リタイム マーカーを移動させてアニメーションのタイミングを調整するには

  1. アニメーションリタイムし、中央の厚いマーカー セグメントを次のようにドラッグします。
    • マーカー間のアニメーション速度を落とすには、マーカーをドラッグして間を広げます。
    • マーカー間のアニメーション速度を上げるには、マーカーをドラッグして相互に接近させます。
    注:リタイム マーカーを操作する前にキーを選択する必要はありません。

    グラフ ビューでリタイム マーカーをドラッグすると、カーブ上でマーカーの下にあるポイントもあわせてドラッグされます。

    マーカー間のスパンのロックが解除されていると、ユーザーがキーのタイミングを調整するためにマーカーをドラッグするにつれて、グラフ ビュー内のカーブが収縮/伸長(スケール)します。

    スパンがロックされている場合は、マーカーをドラッグすると、それに合わせて(カーブのシェイプをスケールまたは調整をしなくても)セグメントも移動します。

    グラフ ビュー領域内のカーブは、ユーザーがマーカーをドラッグするにつれて更新されます。アニメートされたオブジェクトの調整済みのタイミングは、シーン ビューでも表示できます。

スケールせずに 1 点からすべてのアニメーションをシフトするには

タイム スパン内のアニメーションをロックするには

タイム スパンをロックした状態では、リタイム マーカーをドラッグしてそのスパン内のカーブ セグメントをスケールすることなく移動させ、それに合わせてシーケンス全体を新しい位置にシフトできます。ロックされたセグメントは、変更しない他のセグメントを保護した状態で、特定のアニメーション セクションをリタイムするのにも便利です。

  1. マーカー間のスパンを でクリックし、表示されるロック(Lock)オプションをオンにします。

    リタイム マーカーをユーザーがドラッグする間このセグメント内のカーブは調整されないということを示すロック アイコンが、スパン上に表示されます。ロックされたスパンをユーザーが移動すると、それに合わせて外側に向かって伸びるアニメーションを示す点線がスパンの外側に表示されます。

リタイム マーカーの代わりにキーを挿入するには

リタイム変更を固定したい場合は、リタイム マーカーの代わりにキーを挿入できます。

  1. マーカーを でクリックし、表示されるメニューからキーの挿入(Insert Key)を選択します。

    リタイム マーカーの下に現在表示されている選択されたチャネルすべてに、Maya によってキーが挿入されます。カーブが 1 つも選択されていない場合は、グラフ ビューに現在表示されているすべてのカーブのためにこのフレームでキーが挿入されます。

    注:追加されるキーの接線は、アニメーション(Animation) (設定)プリファレンスで指定される既定のイン接線(Default In Tangent) / 既定のアウト接線(Default Out Tangent)に基づいており(既定では自動(Auto)接線)、これによりカーブのシェイプが調整されることがあります。

リタイム ツール マーカーの色を変更するには

  1. ウィンドウ > 設定/プリファレンス > カラー設定(Window > Settings/Preferences > Color Settings)を選択し、カラー(Colors)プリファレンス ウィンドウを開きます。
  2. 一般(General)タブで、アニメーション エディタ(Animation Editors)セクションを展開します。
  3. カラー スウォッチまたはスライダを使用して、任意のリタイム ツール コンポーネントを調整します。

関連項目