OGL13Draw

 
 
 

下位互換用に用意されています。このシェーダはサポートされていませんが、これを使用する古いシーンとの互換性を確保するために Softimage で引き続きインストールすることができます。シーン内のサポートされていないシェーダは、現在の Softimage シェーダ ライブラリの同等のシェーダに置き換えることを推奨します。

[シェーダ タイプ](Shader Type): リアルタイム

出力: リアルタイム

[場所](Location): このシェーダは、レガシーのシェーダとしてサポートされますが Softimage のメニューからは削除されました。このシェーダが含まれるシーンは、正しく表示されます。[ノード](Nodes) [リアルタイム](RealTime) [OpenGL] [その他](More)を選択して、このシェーダを Render Tree にロードします。

[OGL13Draw]シェーダは、OGL ステートを決定することにより単一の OGL レンダリング パスを定義、実行し、描画します。また、OGL 深度テストおよび OGL テクスチャ ブレンディングをコントロールします。

ブレンディング有効(Enable Blending)

OGL ブレンディング機能のオン/オフを切り替えます。

ソース(Source)

入力、すなわちソース ピクセルに対する乗数を指定します。

ディスティネーション(Destination)

フレーム バッファ、すなわちデスティネーション ピクセルに対する乗数を指定します。

除去(Culling)

オブジェクトの一部を描画対象からはずすかどうかを指定します。[なし]に設定するとオブジェクト全体が描画されます。

深度テスト(Depth Test)

ピクセル描画時の深度テストのオン/オフを切り替えます。有効の場合、カメラ(深度)により距離が比較的近くなる場合にのみピクセルが上書きされ、既存のピクセル深度は深度バッファに保存されます。

深度書き込み(Depth Write)

有効の場合、深度情報がバッファに書き込まれます。

OpenGLステートのリセット(Reset OpenGL State)

OGL ステートを自動的にリセットします。ユーザ自身がシェーダ ツリー内で OGL ステートを管理したい場合は、このオプションを無効にします。

Render Tree の使い方

このシェーダは[リアルタイム]シェーダの任意のグループ上で描画パスを実行するために使用できます。通常は、[OGL13Draw]シェーダを使ってシェーダ ツリー内の連続する各レイヤを描画します。レイヤがブレンドされると最終的なエフェクトが作成され、[OGLDraw]シェーダが[Material]ノードの[Realtime]ポートに接続されます。これにより、エフェクト全体の描画が可能になります。