Legacy Atmosphere(レガシーの大気)

勾配、方位(Inclination, Azimuth)

惑星の中心と相対的な視点の位置を決定します。方向は勾配と方位として与えられます。

惑星半径(Planet Radius)

既定値は 6000 km で、ほぼ地球の半径と同じです。

自動取得(Automatic Gain)

スケーリングされる環境の明るさを自動的に調整します。たとえば、ビューポイントの直下にある地面に、ゲイン表示で指定したイルミネーションを使用する場合に使用します。これは特に昼間のシーンに役立ちます。イメージを配置し、そこに適切なイルミネーションをあてることができます。

厚み(Thickness)

大気密度のスケーリング係数。既定値の 7400 m は、地球の大気密度が一様であると仮定した場合の地球の大気の厚さに対応します。

ダスト厚み(Dust Thickness)

球状の塵が大気中に存在しています。このパラメータはこの球体の高さを定義します。

サンプル(Samples)

シェーダは、大気中の見えない複数のサンプル球体から空気密度を統合する働きをします。このパラメータは球体数をコントロールします。(20 のような)大きな値にすると、正確な結果が得られますが、レンダリングに時間がかかります。小さな値でも適切な場合がありますが、視点の位置によります。結果に満足できるならできるだけ小さい値にしておきます。

球状マッピング(Spherical Mapping)

球状は惑星外のシーンに役立ちます。ここでは、極点を 2 つのピンチ ポイントとする従来からの球面マッピングを使って、イメージを惑星状にマッピングできます。このマッピング タイプを選択すると、スケーリングはキロメートル単位ではなくなり、スケーリング値 1 では、イメージが惑星を 1 周します。

スケーリング X、スケーリング Y(X, Y Scaling)

マップのスケーリング。ロリポップモードでは、イメージのインスタンスは何キロメートルまで伸びるのかを示します。球状モードでは、イメージが惑星の周囲を包み込む回数を示します。

移動 X、移動 Y(X, Y Translation)

マップの変換。モード間に現れる同じ違いが、スケール パラメータにも同様に適用されます。

カラー(Cloud Color)

雲のカラー。火星には赤い雲がありますが、地球では白い雲が好かれます(英国では雲は灰色と思われているようですが)。

高度(Altitude)

雲の平面を大気モデルで考えます。500 m 程度が良いと思われます。

割合(Ratio)

フラクタル比率。0.707 の値が適しています。

センター位置(Center Position)

これはフラクタルのセンター(と期待される値)です。フラクタル値が 0 は雲ではありませんが、フラクタル値が 1 は完全な雲です。このパラメータは実際には、両極端の中間のバランスをコントロールし、振幅と併用すると、フラクタルを 0..1 ドメインに入れられます。

アニメーション速度(Animation Speed)

アニメート オプションをオンにした場合にのみ有効です。アニメーションの速度を定義します。

スケーリング X、スケーリング Y(X, Y Scaling)

雲はロリポップ マッピングを使って惑星上に置かれます。これは南極(-Y 方向)に伸びて切れ目があることを意味します。スケーリングは、km 単位としますので、スケーリング値 1 では、最大で 1 km の半径の雲ができます。

移動 X、移動 Y(X, Y Translation)

雲フラクタルのオフセットを定義します。風の効果を出すためにアニメーションの動きを付けられます。

密度(Density)

空にどの程度の密度で星が存在するかを定義します。

輝度(Brightness)

星の輝度のスケーリングを行います。輝度が小さすぎることがあり、この場合はスケーリングして見えるようにする必要があります。

多様性(Variation)

輝度が時間とともにどの程度変わるかをコントロールします。

スケーリング X、スケーリング Y(X, Y Scaling)

星のスケーリング係数。

移動 X、移動 Y(X, Y Translation)

星のオフセット ファクタ。

カラー(Color)

月のカラー。通常球体で見られる月は実際には月の拡散発射であり、 通常球体で見られる月は実際には月の拡散発射であり、どちらかというと暗い物体で、昼は太陽があるため夜にしか明るく現れることはありません。

ハロのサイズ(Halo Size)

月の周囲にハロを作ります。とても寒い夜をシミュレーションする場合に適しています。

方位(Azimuth)

月の方位角の方向。

カラー(Color)

太陽のカラー。地球から見た太陽は白色に近いカラーをしています。このパラメータを使って太陽の色を緑にすることもできますが、 結果はもちろんシーン全体が緑に変わります。

減衰(Attenuation)

シェーダで見える場合の太陽の見かけ上の明るさを弱めます。太陽自体は通常、シーン内の他のオブジェクトよりもかなり明るいものです。日没のシーンのように、少し暗めにする場合は、この減衰設定を 0.5～0.99 にしてみてください。しかし、塵の密度が高い場合は、塵の散乱光の明るさが太陽をすぐに圧倒してしまうので、注意が必要です。シーン全体の明るさを日没効果に単純にスケーリングするのが良いと思われます。

ハロのサイズ(Halo Size)

塵が生み出すハロが十分でないなら、このパラメータにより、太陽の縁はより不鮮明となります。

方位(Azimuth)

太陽を XZ 平面に位置付けます。0 は X 方向で、90 が正の Z 方向です。