Snow(雪)

 
 
 

カテゴリ: テクスチャ ジェネレータ

シェーダ ファミリ: テクスチャ

出力: カラー

木やビルなどのオブジェクトに付着する雪のエフェクトをシミュレーショトするリアルな雪のテクスチャを作成します。座標入力に基づき、シェーダによりオブジェクトのサーフェイスの法線が調べられ、雪が付着するかどうかが決定されます。バンプマップ テクスチャ シェーダと組み合わせることで、リアルな効果を達成できます。これにより、雪はオブジェクトの衝突に従う動きをするようになります。

雪にノイズ シェーダを適用することで、オブジェクト上の塵や土もシミュレートできます。

名前(Name)

シェーダの名前。任意の名前を入力するか、デフォルト名を使用します。

座標(Coordinate)

テクスチャの X、Y、または Z 座標を定義します。

雪のカラー(Snow Color)

雪のカラーを定義します。惑星や積もった灰のレイヤをシミュレートする場合を除き、このカラーは白にします。

サーフェイス カラー(Surface Color)

雪のレイヤの下にあるサーフェイスのカラーを定義します。

しきい値(Threshold)

雪がオブジェクトに付着する限界となる最大傾斜を定義します。

吹き寄せ雪には高い値を、湿った重い雪には低い値を設定します。

厚さの減少(Depth Decay)

傾斜が増すに従って雪の厚さが減少する度合いを定義します。

この値が高いほど、雪とその下のサーフェイスとの入れ替わりがシャープになります。

厚さの最大値(Maximum Thickness)

全体にわたる雪の厚さの最大値を定義します。

ランダムさ(Randomness)

雪の厚さのランダムなばらつきをコントロールします。この値を 0 に設定するとリアル感のない雪になるでしょう。通常は風と地形のために雪の降り方にばらつきが出ることを忘れないでください。このパラメータの名前はそこから付けられています。

Random Frequency

雪の厚さのばらつき度合いを定義します。

切り立った山頂や谷には高い値にを設定します。スムーズなレイヤには低い値を設定します。

Render Tree の使い方

このシェーダを使用すると、Render Tree 内の任意の場所でテクスチャ エフェクトを持つパラメータを処理できます。このシェーダは、ミキサ シェーダでカラーやウェイト値として使用し、またあらゆるサーフェイス シェーダのパラメータを処理するために使用するテクスチャを生成します。

このシェーダの座標値を有効にするには、[Texture Space Controller]シェーダに接続します。