全体的なレンダリング時間は、シェーダの数と複雑さに影響されます。シェーダに必要な計算量はそれぞれ大きく異なります。一般に、ボリュームシェーダは非常に時間がかかりますが、サーフェイスシェーダはすばやく終わります。
シェーダの詳細については、「The Shader Library(シェーダ ライブラリ)」および「Working with Surface Shaders(サーフェイス シェーダを操作する)」を参照してください。
さまざまなシェーダを試して、よりすばやくレンダリングできる似たようなエフェクトがないかどうかを調べてください。レンダリングするときには、[Render Options]プロパティエディタにある[有効エフェクト]タブで、カレントレンダパスに必要なシェーダだけをアクティブにすることができます。
透明度、反射、またはフォトンエフェクトが必要ない場合は、簡単なマテリアルシェーダ([シンプルPhong]または[シンプルLambert]など)の使用を試みてください。
複雑なマテリアルシェーダで、透明度など、1つのレイトレーシングパラメータのみを必要とする場合は、代わりに簡単なシェーダを使用し、このシェーダにトランスペアレンシノードをアタッチします。
レンダリング速度を向上するには、複雑なマテリアルシェーダ([Phong]や[Blinn]など)で使用されないすべてのパラメータを非アクティブにします。