[表示]プロパティエディタ

各オブジェクトが 3D ビューでどのように表示されるのかを定義します。

デフォルトにより、新しいオブジェクトはシーンルートからディスプレイプロパティを継承しますが、オブジェクト、グループ、レイヤ、またはブランチにディスプレイプロパティをローカルに適用してデフォルトの設定を上書きすることができます。

適用するには: オブジェクトを選択し、[取得](Get) [プロパティ](Property) [ディスプレイ](Display)を選択します。

表示するには: Explorer でオブジェクトの[Display]ノードを選択します。

選択済み/非選択近点/非選択遠点

オブジェクトが選択された場合、非選択で近点距離のしきい値よりも近い場合、または非選択でさらに遠い場合などさまざまの条件による描画方法をコントロールします。

ここで定義した設定を使用するには、ビューの[ディスプレイモード]メニューの[オブジェクトプロパティのオーバーライド](Override Object Properties)をオフにする必要があります。

詳細を表示しないディスプレイモードは頻繁にリフレッシュします。逆に詳細を表示するディスプレイタイプは再描画に時間がかかります。

[スタティック](Static)は、ビューポートに表示させない場合のオブジェクトの描画方法をコントロールします。
[インタラクション](Interaction)は、ビューポートでインタラクティブにズーム、オービット、変換を実行する場合のオブジェクトの描画方法をコントロールします。
[再生](Playback)は、アニメーションを再生する場合のオブジェクトの表示方法をコントロールします。

[自動的]に設定すると、「［Camera Display］プロパティエディタ」に指定されているディスプレイモードが使用されます。

近点距離(Near Distance)

カメラからどのくらい離れていればオブジェクトが「遠い」とみなされるのか、その距離を定義します。

不透明度(Opacity)

3D ビューのオブジェクトを透明にします。値を 0 に設定すると完全に透明、1 に設定すると完全に不透明になります。このオプションは、表示の際に適用されるだけで、レンダリングには影響を及ぼしません。詳細については、「オブジェクトを透明にする」(「Basics（基本）」)を参照してください。

カラー(Color)

RGB スライダを調整して、オブジェクトが選択されていないときにワイヤーフレームカラーを設定します。[クリア]をクリックすると、ワイヤフレームカラーが削除され、シーンデフォルト、ブランチ、ローカル、グループ、レイヤなどの別のソースからの設定が使用されます。