フォースは、パーティクルやシミュレートされたデフォームオブジェクトが、さまざまなタイプの自然の(または自然でない)フォースに応じて動くようにします。シミュレーションオブジェクトには、それぞれ複数のフォースを適用できます。
ブロブは衝突オブジェクトにくっつこうとしますが、重力に阻まれて落下しています。
他のICEシミュレータと同様、Lagoaシミュレータも、ポイントの質量の値が1であるものとして、フォースの計算を実行します(詳細については、「ICE パーティクルの質量」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください)。
[Lagoa Air Density(Lagoa 空気密度)]ノードは、Lagoa ICEツリーに必要なメインのフォースノードです。これは、[Add Forces]ノードと同様、他のフォースノードの接続先となる中心的なノードです。
[Lagoa Add Forces]ノードをLagoa ICEツリーに接続したら、[Lagoa Air Wind Force]や他のICEフォースノードをここに接続できます(「ICEフォース」(「ICE ガイド」)を参照)。[Lagoa Add Forces]ノードにフォースを接続する順序は重要ではありません。フォースは単純に追加されていくだけです。
[Lagoa Add Forces]ノードには重力と空気密度のフォースが組み込まれており、デフォルトで有効になっています。シミュレーション環境で作業する場合は、重力を必要な値に設定し、環境で計算の基準となるように、その値をそのままにしておくことをお勧めします。
Lagoa エフェクトをゼロから作成するの説明に従って、必要なノードを備えた Lagoa ICE ツリーを作成します。
[Lagoa Add Forces]ノードを[Simulation Root]ノードの[Forces]ポートか、[ICETree]ノードのポートに接続します。
[Lagoa Air Density(Lagoa 空気密度)]プロパティエディタでパラメータを設定します。
必要に応じて、他のフォースを[Lagoa Add Forces]ポートに接続します。以下のいずれかの操作を実行します。
[Material Type(マテリアルのタイプ)]を[Force]ポートに接続します。
[パーティクル]>[Forces(フォース)]グループにある任意のICEフォースを[Force]ポートに接続します。
シミュレートされたLagoaオブジェクトを選択し、ICEツールバーから[Particles] [Forces]コマンドを選択し、ICEフォースを適用します。これらのコマンドは、[Simulation Root]ノードがICEツリーに接続されている場合のみ有効です。