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タブ: 精度(「プロパティ リファレンス」)
オプション: サンプリング オプション
[減衰]オプションでは、ファイナルギャザリングの計算で、遠くにあるオブジェクトの効果を制限できます。通常は、遠くにあるオブジェクトがシーンオブジェクトのサーフェイスカラーに与える影響は少ないため、このオプションを設定すると、レンダリングが高速になり、メモリ使用量が減ります。
[減衰]オプションでは、[開始]値と[停止]値を使用して、ファイナルギャザリングの計算の範囲を制限します。これらの設定は、ファイナルギャザリングレイに以下のような影響を与えます。
下に示す図では、このシーンが非常に大きなファイナルギャザリングエフェクトを使用してレンダリングされています。減衰値を低く設定すると、ファイナルギャザリングエフェクトが局所化される点に注意してください。減衰の[停止]値を大きくすると、エフェクトの範囲が広くなります。