キーおよび F カーブを切り取り、コピー、貼り付けする

ファンクション カーブ

Fカーブを切り取り、コピー、貼り付ける。

1. コピー元の F カーブを選択します。その F カーブに、選択されているキーがないことを確認します。

2. FCurve Editor のツールバーで[編集](Edit) [コピー](Copy)を選択するか、[Ctrl]+[C]を押して F カーブをコピーします。

   または

   [編集](Edit) [切り取り](Cut)を選択するか、[Ctrl]+[X]キーを押して F カーブを切り取ります。

3. 貼り付け先のパラメータ(または F カーブ)を選択します。

4. [編集](Edit) [貼り付け](Paste)を選択するか、[Ctrl]+[V]キーを押して F カーブを貼り付けます。

クリップボードの内容は、続けて他のカーブに貼り付けることができます。

キー

1 つまたは複数の F カーブからキーをコピーするか切り取って、1 つまたは複数の F カーブに貼り付けることができます。

F カーブキーをコピーする範囲内または切り取る範囲内の最初のキーと最後のキーに存在する、スロープ ハンドルの向きコンストレイント(水平スロープ、自動スロープ、0 方向スロープなど。「スロープの向き(角度)を設定する」を参照)は、別の F カーブに貼り付けるとき保持されます。

キーを切り取り、コピー、貼り付ける。

1. キーの切り取り、コピー、または貼り付けを実行する前に、リプルおよび貼り付けオプションを設定してキーが F カーブ上でどのように貼り付けられるかを制御します。詳細については、「リプル」および「貼り付けオプションを設定する」を参照してください。

2. コピー元のキーまたは切り取り元のキーを選択します。

3. FCurve Editor のツールバーで、[編集](Edit) [コピー](Copy)を選択するか、[Ctrl]+[C]キーを押してキーをクリップボードにコピーします。

   または

   [編集](Edit) [切り取り](Cut)を選択するか、[Ctrl]+[X]キーを押して F カーブを切り取ります。

   

   キーが選択されてクリップボードにコピーされています。

4. キーを貼り付ける場所に、タイムライン カーソルを移動します。

5. 切り取ったキーまたはコピーしたキーを貼り付けるターゲットとして F カーブを選択します。

   

   タイムライン カーソルがフレーム 20 に移動し、ターゲットの F カーブが選択されています。複数のターゲット F カーブを選択できます。

6. [編集](Edit) [貼り付け](Paste)を選択するか、[Ctrl]+[V]キーを押してクリップボードから F カーブを貼り付けます。

   

   キーがフレーム 20 のターゲット F カーブに貼り付けられています。この場合、そこにあった前のキーが置き換えられます。

   F カーブ上の既存のキーが、右により過ぎず、同じ位置に配置されるように[リプル]をオフにしてください。

クリップボードの内容は、続けて他の選択した F カーブに貼り付けることができます。

キーの領域

ある領域のキーを切り取り、またはコピーして別の領域や別の F カーブに貼り付けることができます。

領域内のキーを切り取りまたはコピーする。

1. キーの領域の切り取り、コピー、または貼り付けを開始する前に、リプルおよび貼り付けオプションを設定してキーが F カーブ上でどのように貼り付けられるかを制御します。詳細については、「リプル」および「貼り付けオプションを設定する」を参照してください。

2. 領域キー ツールを使用して([Q]キーを押す)、F カーブ上の一連のキーを選択します。

   
   

   ある領域内のキーが選択され、クリップボードにコピーされています。

3. FCurve Editor のツールバーで、[編集](Edit) [コピー](Copy)を選択するか、[Ctrl]+[C]キーを押してキーをクリップボードにコピーします。

   または

   [編集](Edit) [切り取り](Cut)を選択するか、[Ctrl]+[X]キーを押して F カーブを切り取ります。

4. 貼り付け先の F カーブまたは領域を選択します。

   • F カーブの特定のフレームにキーを貼り付けるには、そのフレームにタイムライン カーソルを移動します。

   • F カーブの特定の領域にキーを貼り付けるには、領域ツールで新しい領域を作成します。

     

     別の F カーブ上に領域が作成されます。これは、コピーされたキーが貼り付けられる領域です。

5. [編集](Edit) [貼り付け](Paste)を選択するか、[Ctrl]+[V]キーを押してクリップボードからキーを貼り付けます。

   貼り付けの対象が領域である場合、選択した領域のフレーム数に合うように新しいキーがスケーリングされます。

   新しいキーが、対象となる領域内の F カーブにある既存のキーとマージされるか、または既存のキーと置き換えられます。マージされるか、置き換えられるかは、[Preferences: Fcurve Editor]プロパティ エディタで選択した貼り付けオプションによって決定されます。

   

   キーは、対象となる F カーブ上で選択された領域に貼り付けられます。この場合、領域内の既存のキーが、貼り付けられたキーに置き換えられます。対象となる領域に合うように、貼り付けられたキーがスケーリングされます。

   F カーブ上の既存のキーが、右により過ぎず、同じ位置に配置されるように[リプル]をオフにしてください。

クリップボードの内容は、他のカーブまたは領域に貼り付けることができます。

リプル

リプルでは、キーを F カーブ上に貼り付けたり、キーの領域をスケーリングするときに、既存のキーがタイムライン上に押し進められるかどうかを制御します。

[リプル]をオンにして、キーを F カーブ上に貼り付けるときに、その F カーブ上の挿入ポイントの右側にある既存のキーが、新しいキーに対応するように右に押し出されます。これがリプル エフェクトです。挿入ポイントと既存のキーの間の F カーブ上のスペースが保持されます。

リプルがオフになっている場合、F カーブ上の既存のキーの位置は、新しいキーを貼り付けても変更されません。

リプルをアクティブにするには、次のいずれかの操作を実行します。

• FCurve Editor のツールバーから[編集](Edit) [リプル](Ripple)を選択します。

• FCurve Editorのツールバーで[リプル]アイコンをクリックします。

  

• [Preferences: FCurve Editor]プロパティ エディタの[貼り付けオプション]ページで[リプル](Ripple)オプションを選択します。

貼り付けオプションを設定する

キーの切り取りまたはコピーを実行したら、[エディタ]プロパティ エディタで異なるオプションを設定して、F カーブ上に貼り付ける方法を選択できます。

貼り付けオプションを設定する。

1. [Preferences: FCurve Editor]プロパティ エディタを開き、[貼り付けオプション](Paste Options)タブをクリックします。

2. キーの貼り付け時に実行する操作に応じて[リプル](Ripple)オプションのオン/オフを選択します。詳細については、前のセクションを参照してください。

3. [貼り付けオプション](Paste Options)を使用して、キーを既存のキーとマージするか、置き換えるかを選択します。

   • [キーのマージ](Merge Keys): 貼り付けられたキーは、同じフレームにあるFカーブ上の既存のキーとマージされます。

   • [キーの置換](Replace Keys): 同じフレームにあるFカーブ上の既存のキーが、貼り付けられたキーに置き換えられます。

4. 貼り付けられたキーの値を決定する[貼り付けモード](Paste Mode)を選択します。

   • [絶対](Absolute): 貼り付けられたキーは、F カーブ上で対応する領域に完全に上書きされます。

   • [相対](Relative): キーは、貼り付け領域の最初のキーに相対的に貼り付けられます。

5. [連続性オプション](Continuity Options)を設定して、領域内に貼り付けた最初と最後のキーを F カーブに統合する方法を決定します。

   これらのオプションの詳細については、貼り付けオプションを参照してください。

   

   A	カーブ A
   B	カーブ B カーブ A のキーはコピー済みでカーブ B に貼り付けられます。カーブ B の黒いバーは、カーブ A のキーが貼り付けられた場所を示しています。
   C	[リプル]を使用すると、新しいキーが挿入されて、既存のキーは右へ移動します。
   D	[絶対]オプションで[置換]を実行すると、元のキーがカーブ A のキーに置き換えられます。
   E	タイムライン カーソルが新しい場所に移動してから(破線で表示)、貼り付けが実行されます。 カーブ A のキーが、[相対]と[キーの置換]を選択して貼り付けられると、挿入ポイントの後に最初のキーから相対的なオフセットが発生します。