[FBX の読み込みオプション](Import FBX Options)ダイアログ ボックス

 
 
 

Softimage に読み込む FBX ファイルを選択すると、Crosswalk の[Import FBX file(FBX ファイルの読み込み)]が開きます。ここで FBX の読み込みオプションを設定できます。常にジオメトリが読み込まれまることに注意してください。

読み込むには、次の操作を行います。

読み込み

Crosswalk[バージョン](Crosswalk[version])

現在インストールされている Crosswalk ツールセットのバージョンを示します。

更新を確認(Check For Updates)

Autodesk Crosswalk の Web ページを表示する Netview ウィンドウが開きます。このウィンドウから、最新のリリース バージョンのプラグインを使用した Crosswalk のインストールをダウンロードして更新することができます。

ロードオプション

追加(Add)

FBXファイルから新しいモデルへ、すべてのデータを読み込みます。このとき、データはシーンルートの下にFBXファイルと同じ名前で配置されます。[追加](Add)オプションは、Softimage シーン マージと同じように機能します。詳細については、「シーンのマージ」(「データ交換」)を参照してください。

アニメーションの追加と更新(Add and update animation)

FBX ファイルから Softimage シーンに新しい要素を追加し、シーン内に既に存在する要素の変換とアニメーションを更新します。既存の要素に対する他の変更はサポートされません。

アニメーションの更新(Update animation)

シーン内に既に存在する要素の変換とアニメーションを FBX ファイルから更新します。既存の要素に対する他の変更はサポートされません。

アクション ソースとして読み込む(Import as Action Source)

移動、回転、およびスケーリング アニメーションだけを読み込んで、アクション ソースを作成します。

含める

ハードエッジ(Hard Edges)

このオプションがオフの場合は、ポリゴンメッシュのハードエッジが破棄されます。

カメラ(Cameras)

このオプションがオフの場合は、カメラなしのシーンが読み込まれます。

ライト(Lights)

このオプションがオフの場合は、ライトなしのシーンが読み込まれます。

マテリアルとテクスチャ(Materials and Textures)

マテリアルとテクスチャを読み込みます。Phong などの特定の共通シェーダだけがサポートされていることに注意してください。

このオプションがオフの場合、読み込まれたオブジェクトには既定のシーン マテリアルが適用されます。既定のシーン マテリアルがない場合は、単純な Phong が適用されます。

アニメーション

アニメーション

F カーブ(FCurve)

ファンクション カーブ アニメーションをインポートします。

キャッシュ

ジオメトリ キャッシュ ファイル(Geometry Cache File(s))

FBX ファイルに指定されたジオメトリ キャッシュからアニメートされたデフォーメーションをインポートします。

タイムライン

フレーム レート(Frame Rate)

シーンのフレーム レートを FBX ファイルに定義されているフレーム レートに設定します。

タイムラインを埋める(Fill Timeline)

シーンの開始フレームと終了フレームを FBX ファイルに定義されている値に設定します。

スケルトン

スケルトン要素をヌルとして読み込み(Import skeleton elements as nulls)

すべてのエフェクタとボーンをヌルに変換します。詳細については、「スケルトンの変換」(「データ交換」)を参照してください。

エンベロープへのウェイト配分は、この変換の影響を受けません。

XSI エフェクタを保持(Keep XSI effectors)

すべてのエフェクタを作成したとおりに保持します。

読み込みプロセスによって、それぞれのチェインのルートノードにエフェクタが保持されます。この読み込みオプションの設定は、書き出しオプションの設定と一致する必要があります。詳細については、「スケルトンの変換」(「データ交換」)を参照してください。

エンベロープ

エンベロープの設定(Set envelopes)

スキニング用のエンベロープを読み込みます。

エンベロープウェイトの正規化を強制(Force normalization of envelope weights)

正規化ウェイト処理をサポートしない 3D ソフトウェアによって生じたエンベロープの破損を修正します。

この機能は修正数の制限付きで使用でき、通常は必要ありません。

テイク

テイク(Takes)

インポートするアニメーション テイクを指定します。

Advanced(アドバンス)

Units(単位)

スケール係数(Scale Factor)

FBX ファイルの内容の読み込みに使用されるスケーリング値。

自動的(Automatic)

オンにした場合、元のファイルで使用されている単位を自動的に検出し、同じ単位([スケール係数](Scale Factor) = 1)で読み込みます。オフにした場合、[ファイルの単位を変換](File units converted to)ドロップダウン リストから他の単位を選択して、ファイルをインポートすることができます。

重要:このオプションをオフにし、他の単位(1 以外の[スケール係数](Scale Factor))を選択するとスキン(エンベロープ)されたキャラクタが正しく読み込まれないことがあります。

ファイルの単位を変換(File units converted to)

ファイルの単位をミリメートル、センチメートル、デシメートル、メートル、キロメートル、インチ、フィート、ヤード、マイルのいずれかに変換します。このオプションは、[自動的]をオフにした場合のみ使用できます。

UI

警告とエラーのダイアログボックスを表示(Show the Warnings and Errors dialog box)

読み込み処理の最中に表示される[FBX Import/Export Warning]ダイアログ ボックスの表示を有効または無効にします。既定は有効です。

Conversion(変換)

ヌルをモデルとして読み込む(Import nulls as models)

このオプションをオンにすると、Softimage にヌル オブジェクトをモデルとして読み込むことができます。

ヌルをモデルとして読み込むことは、次の意味を持ちます。

  • 各モデルが独自のネームスペースを維持するため、名前の重複によるヌルの子オブジェクトの名前変更を防ぐことができます。これにより、異なるモデルの子が同じ名前を共有できます。
  • (グループを含む)Maya からの FBX ファイルを読み込むときに特に便利です。Maya では独自のネームスペースが定義されていますが、FBX にはヌルとして書き出されています。このオプションをオンにすると、Maya と同じ階層内の名前が維持されます。

既定で、このオプションはオフです。