Softimage において、XSIUIToolkit または XSIUIToolkit オブジェクトはネイティブ オブジェクトです。これは Softimage 内でグローバル オブジェクトとして機能するため、このオブジェクトを指すポインタを明示的に作成する必要はありません。このオブジェクトは XSIUIToolkit.MsgBox または UIToolkit::MsgBox、XSIUIToolkit.ProgressBar または UIToolkit::GetProgressBar ユーティリティ(およびスクリプティング用の XSIUIToolkit.FileBrowser)へのアクセスを提供します。これらのユーティリティにより、ユーザとのインタラクティブ性が高まります。
FileBrowser を使用すると、ユーザに対し、開くファイルを指定するように求めることも、また、出力ファイルのファイル名および保存先を指定するように求めることもできます。
PPGLayout または PPGLayout オブジェクトも、FileBrowser のタイプを FilePath コントロールとして実装します。
XSIUIToolkit.MsgBox または UIToolkit::MsgBox を使用すると、制限付きでユーザと通信できます。MsgBox は、VBScript の MsgBox 関数と基本的に同じ機能を提供しますが、Softimage でサポートされている任意の言語(JScript、C++ など)で使用できます。