レンダリングするフレーム セットを指定する際に、部分フレームを指定できるようになりました。たとえば、7 から 8 フレームの20% をレダリングするには次のように指定します。
7.2
「[レンダパス]プロパティ エディタ」を参照してください。
対応するファイル ネーム テンプレートのトークンもあります。部分フレームをレンダリングする際は、ファイル ネームテンプレートに[PartialFrame]トークンを使用する必要があります。これは、[Frame]トークンでは近い整数に丸められるためです。「トークンとテンプレート」を参照してください。
3 つの設定を切り替えてレンダ領域の更新タイミングを制御できるようになりました。[インタラクティブ](Interactive)(古い自動更新 = オン)、[カメラ、時間、および領域の状態](Camera, Time, and Region State)(古い自動更新 = OFF)、そして新しい[マニュアル](Manual)モードです。[マニュアル](Manual)モードでは、レンダ領域が自動的に更新されないため、手動で更新を行う必要があります。
レンダ領域の設定は、[Rendering]プリファレンスの領域タブに移動しました。[タイル境界枠の描画](Draw Tile Borders)、[交差上のレンダ イメージをクリア](Clear Rendered Image on Interaction)、さまざまなインターフェイス エレメントのカスタム カラーなどの新しいオプションがあります。
[ハードウェア レンダラ]プロパティ エディタで、[レンダタイプ](Render Type)として[ハイクオリティ](High Quality)モードを新しく指定できるようになりました。フレームバッファはサポートされていません。メイン チャネルのみレンダリングできます。
放射照度パーティクルとファイナル ギャザリングを一緒に使用できるようになりました。ただし、ファイナル ギャザリング設定は放射照度パーティクル設定より優先されます。特に、放射照度パーティクルの[強度](Intensity)設定と[補間](Interpolation)設定は使用されません。「ファイナル ギャザリングとともに放射照度パーティクルを使用する」を参照してください。
ローカル レンダリング オプションは、Explorer で通常の書体で表示されるだけでなく "Local" ラベルも表示されるようになりました。これにより、斜体のグローバル設定と区別しやすくなります。「グローバルまたはローカル レンダリング オプションの設定」を参照してください。
mental ray を使用し、[アルファで乗算](Premultiply with Alpha)を[mental ray レンダー オプション]プロパティ エディタの[フレームバッファ](Framebuffer)タブでオフにしてレンダリングすると、RGB の値が浮動小数点イメージで 1.0 に固定されなくなりました。
同様に、Fx Tree でプリマルチプライを使用すると、プリマルチプライ無しの RGB の値が浮動小数点イメージで 1.0 に固定されなくなりました。