メッセージを受け取る
 
 
 

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mental rey レンダリング ソフトウェアから、シーンの読み取り時とレンダリング時に、詳細なメッセージを取得できます。これらのメッセージは、品質やパフォーマンスを最適化する上で役立ちます。たとえば、三角形の数を追跡し続けることができます。

次のメッセージ タイプの任意の組み合わせを出力するように選択するには、対応するチェックボックスをオンにします。

コマンド ラインからレンダリングする場合は、引数 -verbose を使用します。

注:詳細メッセージをファイルに書き込むには、[Scripting]プリファレンスでファイルにコマンド ログを設定する必要があります。

メッセージを表示する

詳細メッセージは Script Editor およびログ ファイルに記録されます。詳細な出力を確認するには、メインメニューから[表示](View) [スクリプト](Scripting) [Script Editor]を選択して Script Editor を開きます。

メッセージを読み取る

次の表に、記録されたメッセージの意味を説明します。

メッセージ コード

意味

API

シーン データベース内のコンストラクション エレメント

DB

シーン データベース内のエレメントのストレージ管理

DISP

リアルタイムなイメージ ビューとの通信

ECHO

.mi2 フォーマットによるシーン データベースの stdout への出力

GAP

ジオメトリ アプロクシメーション(三角形へのテッセレーション)

GAPS

アプロクシメーション要求をルーティングする GAP のスケジューラ

GEOM

ジオメトリ モデリング オペレーション

GEOT

ジオメトリのテッセレーションへの変換。GAP のサブモジュール

IMG

イメージ ファイルのアクセス、ディスクの読み取り、書き込み、マッピング、および変換

JOB

ジョブのコントロール

LIB

数学的(およびその他の)関数ライブラリ

LINK

シェーダのダイナミック リンクおよびシェーダ ライブラリ

MAIN

コマンド ラインの開始と解釈

MEM

非構造化メモリの管理

MI

MI シーン ファイル パーサ。テキスト ファイルの API コールへの変換

MSG

低レベルのメッセージ送信およびスレッド管理

PAR

高レベルのパラレル メッセージ ルーティング

PHEN

現象(シェーダ)の管理と評価

RC

レンダリング コンポーネント。フロントエンド管理モジュール

RCB

三角形ボックスを処理する RC のサブモジュール

RCC

輪郭を処理する RC のサブモジュール

RCGI

コースティクスとグローバル イルミネーションを処理する RC のサブモジュール

RCI

スキャンライン レンダリングとレイトレースを処理する RC のサブモジュール

RCS

レンダリング要求をルーティングする RC のスケジューラ

SCENE

構造化メモリの管理

TASK

並列タスク管理とロード

INVENTOR

[Silicon Graphics Inventor]リアルタイム シーン プレビューワ(オプション)

A

この文字列は、冗長メッセージを提示している mental ray モジュールに対応します。モジュールのリストは上記の表にあります。

B

ピリオドで分けられた 2 つの数値は、ネットワーク上のコンピュータの台数(ディストリビュート レンダリングの場合)と、レンダリング中に使用されたプロセッサの個数です。

C

この単語はメッセージ レベルを定義します。レベルは、致命的(fatal)、エラー(error)、警告(warn)、情報(info)、経過(progr)、基本デバッグ(debug)、詳細デバッグ(vdebug)です。

D

この 7 桁の数値は、警告、エラー、または致命的なエラーのコード番号に対応します。

E

残りの冗長メッセージは、警告またはエラーの記述(英語)です。