X(時間)軸またはY(値)軸で F カーブまたはキーの領域をフリップすると、アニメーションを時間またはその値で反転させることができます。フリップ機能(反転機能)は、選択した軸でのキーの最大値と最小値の中点から割り出された分割線を中心に、キーを線対称に転置します。
領域をフリップすると、領域内のキーのみでなく、領域全体の F カーブセグメントが反転されます。この場合、領域の中心がピボットになります。キー上では開始または終了しない領域をフリップすると、Softimageは開始点または終了点の位置に、新しいキーフレームを作成します。
フリップを実行すると、F カーブまたは領域はいったん切り取られてから、再度貼り付けられます。領域内の最初と最後のキーはこの動作の影響を受けません。最初のキーと最後のキーも操作の対象に含めたい場合には、[Preferences: Fcurve Editor]ダイアログボックスの[貼り付けオプション]ページで[連続性オプション]セクションの[左のキー](Left Key): 右の値を使用]および[右のキー](Right Key): 左の値を使う]を選択します。詳細については、「貼り付けオプションを設定する」を参照してください。