モデルのファイル形式

.mud 形式は Mudbox 独自のファイル形式です。.obj 形式とは異なり、.mud 形式のファイルには複数のサブディビジョン レベルや、スカルプト/ペイント レイヤ、ライト、マテリアル、カメラ、およびリファレンス ペイント テクスチャを含めることができます。

Mudbox で作成されたエンティティはこの形式で格納されます。ただし例外的に、ペイント レイヤに関連付けられたビットマップ ファイルは、ペイント レイヤの作成時に指定したファイル形式で、別に -files フォルダに格納されます。サポートされているイメージ形式のリストについては、「ペイントのファイル形式、カラー ビット深度」を参照してください。

通常の Mudbox プロジェクトを格納する場合は、この形式を使用します。

.obj 形式ではポリゴン メッシュ データがサポートされ、他の 3D アプリケーションとの間でポリゴン モデルを読み込んだり、書き出す場合に役立ちます。

OBJ は、(ペイント レイヤ、シェーディング マテリアル、ライトが含まれない) 3D ジオメトリだけを表す形式です。各ポリゴンを構成するフェース、フェース上の各頂点の位置、頂点に関連付けられた UV テクスチャ座標、各頂点の法線を表します。

このファイル形式は、FBX がサポートされていない 3D アプリケーション間での転送によって、モデルと UV テクスチャ座標の読み込みと書き出し(および既存のスカルプト レイヤへのモデルの書き出し)を行う場合に使用します。OBJ では選択セットもサポートされています。