Follow オブジェクトと Manipulate オブジェクト

 
 
 

ハンドルを作成する場合、Handle 設定にある Follow フィールドと Manipulate フィールドにオブジェクトを割り当てる必要があります。

Follow オブジェクト

ハンドルを作成するには、Handle 設定にある Follow フィールドにオブジェクトを割り当てる必要があります。Follow オブジェクトは、ハンドルのリファレンス ポイントおよび Manipulate オブジェクトのピボット ポイントとして使用されます。

ハンドルを選択すると、Follow オブジェクトがハンドル内の唯一の選択されたオブジェクトとみなされます。これは、ハンドルが選択されているときに Pinning (ピン)をアクティブにした場合、Follow オブジェクトに対してのみピン(固定)がアクティブになることを意味します。Match オプションをアクティブにしてポーズをペーストすると、ポーズは Follow オブジェクトにマッチします。

Manipulate オブジェクト

次の 4 種類の Manipulate オブジェクト タイプがあります。Manipulate TR、Manipulate Translation、Manipulate Rotation、およびManipulate Scaling。

これらは、オブジェクトの座標変換方法を指定するために使われます。

オブジェクト タイプ 説明
Manipulate TR Manipulate オブジェクトの移動や回転を操作するには、このハンドルを使用します。
Manipulate Translation ハンドルの影響範囲を、Manipulate オブジェクトの移動のみに制限します。
Manipulate Rotation ハンドルの影響範囲を、Manipulate オブジェクトの回転のみに制限します。
Manipulate Scaling ハンドルの影響範囲を、Manipulate オブジェクトのスケーリングのみに制限します。
注:ハンドルを選択した状態で IK キーをセットすると、ハンドルで選択したすべてのオブジェクトにキーフレームが設定されます。すべての Reach プロパティがキー設定されますが、Reach of the Follow オブジェクトだけは 100% にキー設定されます。他のすべてのオブジェクトの Reach 値は、0%にキー設定されます。