キャラクタ表示

 
 
 

二足歩行のキャラクタのイメージおよび HIK コントロール リグのアニメートに使用できるすべてのエフェクタを表示します。

キャラクタ定義に対してコントロール リグを作成すると、キャラクタ表示の Biped·に、リグ内の各 IK および FK エフェクタに対するセルが表示されます。これらのセルは各エフェクタに対して定義されたピン、ブレンド、およびプルのビジュアル フィードバックを提供します。また、セルでは補助エフェクタおよびピボット エフェクタの作成と選択を行うこともできます。

注:キャラクタ表示内のセルを使用する前に、キャラクタをキャラクタライズしてアクティブにする必要があります。

IK セルのステータス

Figure 表示の各 IK セルは、対応するエフェクタのステータスを反映して更新されます。次の表では、各セルのさまざまな状態を説明します。

Selection

セル エフェクタの状態
  Selected
  非選択
  アクティブなキーイング グループ(Full Body または Body Part)の一部として選択されています。

ピン

セル エフェクタの状態
  移動でピン。
  回転でピン。
  移動と回転でピン。

IK Blend および IK Pull

セル エフェクタの状態
  IK Blend T が 100.00 (さらに IK Blend R および IK Pull が 0.00)に設定されます。
  IK Blend R が 100.00 (さらに IK Blend T および IK Pull が 0.00)に設定されます。
  IK Blend T および IK Blend R が 100.00 (さらに IK Pull が 0.00)に設定されます。
  IK PullIK Blend T、および IK Blend R が 100.00 に設定されます。
  IK Pull が 50.0 (さらに IK Blend T および IK Blend R が 100.00)に設定されます。

セルは、IK Blend と IK Pull の値について、視覚的な色分けされた表現で動的にフィードバックを提供します。

各セルの左半分には IK リグ エフェクタと FK リグ エフェクタとの間の移動のブレンド量が示され、各セルの右半分には回転のブレンド量が示されます。

Blend 設定を調整したエフェクタには、Viewer ウィンドウで、カラーのアウトラインが表示されます。Blend のアウトラインなどのコントロール リグのビジュアル フィードバックは、 Properties ウィンドウを使用して、表示と非表示の切り替えおよび変更を行うことができます。

Blend の値が定義されているオブジェクトの周りに表示されるカラー アウトライン

Pull は IK の移動に対して適用されるため、エフェクタが IK リグに対してブレンドしない場合、Pull スライダは何の効果も持ちません。たとえば、左手首のセルでは IK リグの移動と回転に対して完全にブレンドし(両方とも完全な緑色)、Pull が 100%に設定されています(完全な赤色)。

IK エフェクタを表すセルに加えて、キャラクタ表示には補助オブジェクトおよびピボットが表示されます。これらは、別のレベルの IK 制御能力を提供する補助オブジェクトです。コントロール リグの IK エフェクタごとに最大 14 個の補助オブジェクトを作成できます。

補助エフェクタとピボット エフェクタ

セル エフェクタの状態
  補助エフェクタ
  メイン エフェクタには補助エフェクタがあります。表示するには[+]アイコンをクリックします。
  ピボット エフェクタ
  メイン エフェクタにはピボット エフェクタがあります。表示するには[+]アイコンをクリックします。

ボディ パーツ ビュー

キャラクタ表示の手と足の隣の矢印アイコン を使用すると、ズームイン ビューに切り替えることができ、キャラクタの手および足の中の個別のエフェクタを選択できます。各ビューの右上隅にある手または足のアイコンをクリックすると、左右のボディ パーツを切り替えることができます。