コントロール リグの階層

 
 
 

コントロール リグを作成すると、Schematic ビューで表示、配置、操作が可能な単純な階層にエフェクタが配置されます。IK エフェクタはグローバルでコントロール リグ リファレンスの 1 つ下のレベルを占めているのに対し、FK エフェクタはキャラクタのボーン構造を反映する階層に配置されています。このレベルではエフェクタが個々に機能するため、一定の時間にわたるアニメーションの補間がうまくいかない場合があります。

A. 基本のコントロール リグ階層、B. 再ペアレント化によりカスタマイズされたコントロール リグ

アニメーションの補間方法を変更するには、エフェクタの相互反応を変更します。それには、エフェクタの親子関係を設定しなおしてコントロール リグの階層を変更します。

追加のコントロールを提供するために、補助エフェクタまたはピボットを使用して別のレベルの Inverse Kinematics を作成することもできます。たとえば、階層の親子関係を変更せずに、補助エフェクタに向かってさらに腕を伸ばすこともできます。

また、特定のノードを追加要素に対して再ペアレント化して、コントロール リグ内に他の階層を作成することもできます。たとえば、ヌル 要素をコントロール リグに親として追加し、他のエフェクタをヌルの子にすることができます。ヌルを操作することによって、ボーンの階層を操作できます