アニメーションを再生する

 
 
 

MotionBuilder におけるアニメーションの再生用の主なコントロールは、Transport Controls にあります。

アニメーションを再生するには、以下のいずれかの方法を使用します。

Transport Controls の詳細については、「Transport Controls」を参照してください。

再生速度を変更する

MotionBuilder で、テイクの再生速度を変更するには:

  1. Transport Controls ウィンドウの再生速度フィールドで、再生速度を選択します。

再生速度を遅くすると、モデルやカメラの動きを分析しやすくなります。再生速度を速くしたり、フレームごとに描画したりすることもできます。ジョグ操作でアニメーションをスクラブすることもできます。「アニメーションのジョグ」を参照してください。

注:

コンピュータの速度を補正するため、すべての再生速度でリアル タイムの再生を行う場合にフレームをドロップされることがあります。ただし、ALL FR オプションは除きます。

アニメーションのジョグ

ジョグ操作は、任意の再生速度でタイムラインを逆方向と順方向に移動する最も簡単な方法です。

注: Audio 設定で Enable Scrubbing オプションがアクティブになっているときに、アニメーションをジョグ操作すると、タイムラインのオーディオがすべて影響されます。

カレント テイクをジョグするには:

  1. J キーを押しながら、Viewer ウィンドウまたはタイムラインでドラッグします。

左にドラッグして戻り、右にドラッグして進みます。J キーのクリック位置からマウス ポインタを遠くに動かすほど、テイクの再生速度が速くなります。

フレーム レートを選択する

テイクが再生するフレーム レートを変更できます。秒速フレーム数(fps)、NTSC、または PAL の各フォーマットをメニューから選択するか、または Custom オプションを使用してカスタム フレーム レートを入力することができます。既定のタイム フォーマットは 24 fps です。

注:時間表示の変更の詳細については、「タイム フォーマットを選択する」を参照してください。

主なフレーム レートの 1 つを選択するには:

  1. Transport Controls で、Time Format フィールドのオプションの 1 つを選択します。

    Transport Controls A. Time Format フィールド

Time Format フィールドでフレーム レートが選択され、計測単位が変更されます。詳細については、「 Time Format メニュー」を参照してください。

カスタム フレーム レートを選択するには:

  1. Transport Controls の Time Format フィールドをクリックし、メニューから Custom を選択します。

    Transport Controls A. Time Format フィールド B. Custom オプション

    Custom Frame Rate ダイアログ ボックスが表示されます。

    Custom Frame Rate ダイアログ ボックス

  2. 次のフレーム レートの 1 つをフィールドに入力します。
    1 16 75 300
    2 20 80 375
    3 24 85 400
    4 25 86 500
    5 30 100 600
    6 40 120 750
    8 43 125 1200
    10 44 150 1500
    12 48 200 2000
    12.5 50 240 2000
    15 60 250 6000
    注:

    これらのサポートされているフレーム レート以外の値を入力すると、その次に最も高い、サポートされているフレーム レートが選択されます。

  3. OK をクリックするか、または Enter キーを押します。

    Time Format フィールドでカスタム フレーム レートが選択されます。

    Transport Controls A. カスタム フレーム レートが選択されています。

    シーンを保存すると、選択したフレーム レートも保存されます。