MotionBuilder は、リモート アプリケーション(Maya、3ds Max)にオブジェクトを送信するときに、他のアプリケーションでサポートされないコンストレインを認識します。ダイナミック ベイキングを使用すると、これらのサポートされないコンストレインをオブジェクトに記録し、リモート
アプリケーションで正確なアニメーションを生成できます。
一般に、コンストレインがベイク処理されるのは、次のような場合です。
- コンストレインがリモート アプリケーションでサポートされない場合。
- コンストレインのソース オブジェクトがリモート アプリケーションに送信されなかった場合。
Maya にオブジェクトを送信するときに MotionBuilder がコンストレインをベイク処理するのは、次のような場合です。
- キャラクタのソースがアクターである場合。
- キャラクタのソースが、リモート アプリケーションに送信されない別のキャラクタである場合。
- キャラクタで HIK ソルバが使用されていない場合。
注:3ds Max では、MotionBuilder と同じコンストレインはサポートされません。そのため、3ds Max にオブジェクトを送信するときには、ソース オブジェクトも送信される場合でも、すべてのコンストレインがベイク処理されます。Maya
では、MotionBuilder と同じコンストレインの多くがサポートされます。Maya でネイティブにサポートされるコンストレインを MotionBuilder から送信する場合、そのコンストレインをベイク処理する必要はありません。