XGen の大半のアトリビュートはエクスプレッションを使用してコントロールされます。エクスプレッションとは、関数呼び出しと算術演算の組み合わせに基づいてアトリビュートの計算方法を指定する柔軟な方法です。エクスプレッションは、単純で一定の浮動小数点値の場合もあれば、数式演算の数などより複雑な場合もあります。エクスプレッション
を使ってコントロールできるアトリビュートには、スライダ コントロールの右側にエクスプレッション アイコンが表示されます。
このアイコンをクリックすると XGen エクスプレッション エディタが開き、新しいエクスプレッションを作成したり、Maya インストールディレクトリの ¥xgen¥presets¥expressions フォルダに格納されているサンプルのエクスプレッションを使用したりすることができます。
XGen アトリビュートはまた、スライダ コントロールまたは PTEX マップを使用して設定することもできます(「PTEX マップを使用してプリミティブをコントロールする」を参照してください。この 
アイコンをクリックするとポップアップ メニューが開き、アトリビュートの設定方法を指定することができます。マップの使用法と場所を指定するエクスプレッションはアトリビュートに入力してもかまいません。
XGen では、現在のコレクションに適用するグローバル エクスプレッションを作成することもできます。グローバル エクスプレッションの出力を定数の値として他のアトリビュートを基本にしたエクスプレッションに使用することができます。たとえば、グローバル エクスプレッション scale () を作成でき、これを他のエクスプレッションでスケールとして呼び出すことができます。このエクスプレッションの出力は、他のアトリビュートへの定数値として使用することができます。エクスプレッション(Expression)タブからグローバル エクスプレッションを作成することができます。
