アニメーション レイヤをコンストレイントやエクスプレッションと共に使用して、シーンのオブジェクトを操作することができます。アニメーション レイヤへのコンストレイントの追加については、コンストレイントをアニメーション レイヤに追加するを参照してください。
アニメーション レイヤにエクスプレッションを追加するワークフローはより複雑で、ある程度の既知の制約があることに注意してください。アニメーション レイヤおよびコンストレイントに対する既知の制限を参照してください。
エクスプレッションを設定してレイヤ アニメーションがあるオブジェクトを制御するには、操作するアトリビュートに対応したブレンド ノードをレイヤから探す必要があります。その後、このブレンド ノードの入力 B (inputB)アトリビュートを操作するために、エクスプレッションを設定します。
次の例は、レイヤ化されたアニメーションを持つオブジェクトの移動 Y アトリビュートにエクスプレッションを追加する方法を表しています。
レイヤ化されたアニメーションを制御するエクスプレッションを作成するには
次の手順では、球の移動 Y アトリビュートを操作するために、AnimLayer1 にエクスプレッションを追加する方法について説明します。
たとえば、球の移動 Y 値を制御する正弦関数を追加するには、次のように入力します。
pSphere1_translateY_AnimLayer1.inputB = sin(time);
アニメーションのエクスプレッションを作成するも参照してください。
入力 B (inputB)アトリビュート用に記述したエクスプレッションにより、AnimLayer1 で球の移動 Y アニメーションが制御されるようになります。このサンプル エクスプレッションにより、時間とともに変化する正弦波に従って、球が上下に移動するようになります。
コンストレイントまたはエクスプレッションを持つアニメーション レイヤを使用する場合は、以下の既知の制限事項と回避方法に注意してください。