ドリブン キーの設定

ドリブン キーでは、あるオブジェクトの単一または複数のアトリビュートを、別のオブジェクトのアトリビュートに関連付けします。あるオブジェクトのアトリビュートで別のオブジェクトのアトリビュートを操作したい場合にドリブン キーを使用します。ドリブン キーを参照してください。

2 つのアトリビュート値を関連付けするには

1. アニメート > ドリブン キーの設定 > 設定(Animate > Set Driven Key > Set)を選択します。

   ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウが表示されます。

   注:

   上記メニューを選択する前に、ビュー内でオブジェクトを選択していた場合は、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウに既定のドリブン オブジェクトとしてそのオブジェクト名が表示されます。

2. シーン ビューでドライバ オブジェクトを選択します。
3. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウで、ドライバのロード(Load Driver)ボタンをクリックします。
   

   オブジェクトとそのアトリビュートが、ウィンドウのドライバ(Driver)セクションに表示されます。

4. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウで、ドライバのアトリビュートを選択します。

   このアトリビュートによって、ドリブン オブジェクトから選択されたアトリビュートが操作されます。

5. シーン ビューでドリブン オブジェクトを選択します。
   注:

   ドリブン オブジェクトとドライバ オブジェクトは同じオブジェクトにすることができます。

6. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウで、ドライバのロード(Load Driver)をクリックします。

   オブジェクトとそのアトリビュートが、ウィンドウのドリブン(Driven)セクションに表示されます。

7. ドリブン アトリビュートを選択します。
8. チャネル ボックス(Channel Box)などで、ドライバ アトリビュートとドリブン アトリビュートの値を設定します。
9. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウのキー(Key)ボタンをクリックします。

   選択されたアトリビュートを現在の値で関連付けるキーが作成されます。ドリブン アトリビュートを持つオブジェクトは、ワークスペース内ではマゼンダ色になります。このカラーはオブジェクトがドリブン アトリビュートを持つことを表しています。

10. ドライバ アトリビュートとドリブン アトリビュートに新しい値を設定します。
11. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウのキー(Key)ボタンをもう一度クリックします。

    アトリビュートを新しい値で関連付けるキーが作成されます。アトリビュートは必要に応じて任意の数のキーと関連付けることができます。キー間の既定の補間方法はリニア補間です。ドライバ アトリビュートとドリブン アトリビュートの間のリレーションシップを調整するには、グラフ エディタ(Graph Editor)を使用します。

オブジェクトのドリブン キー(driven keys)における状態を調べることもできます。グラフ エディタ(Graph Editor)内のカーブを編集する場合や、ドリブン キーをさらに設定する場合に、このような確認が効果的です。

ドリブン オブジェクトを表示するには

1. シーン ビューで、ドリブン アトリビュートを持つオブジェクトを選択します。
2. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウから、キー > 次へ進む(Key > Go To Next)またはキー > 前に戻る(Key > Go To Previous)を選択します。

   これらのメニュー項目を使用すると、ドリブン アトリビュートのすべてのキーの間を連続して移動し、その各キーにおけるオブジェクトの状態を表示できます。

ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウでオブジェクトのキー設定可または不可のアトリビュートをリストするには

1. シーン ビューまたはアウトライナ(Outliner)でオブジェクトを選択します。
2. 次のいずれかを実行します。
   • キー設定可のアトリビュートをリストするには、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウでオプション > キー設定可のドリブン アトリビュートのリスト表示(Options > List Keyable Driven Attributes)をオンにします。
   • キー設定不可のアトリビュートをリストするには、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウでオプション > キー設定可のドリブン アトリビュートのリスト表示(Options > List Keyable Driven Attributes)をオフにします。
3. ドリブン キーの設定ウィンドウのドリブンのロード(Load Driven)ボタンをクリックします。

   オブジェクトのキー設定可のアトリビュートまたはキー設定不可のアトリビュートが、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウに表示されます。チャネル コントロール(Channel Control)ウィンドウ(ウィンドウ > 一般エディタ > チャネル コントロール(Window > General Editors > Channel Control))を使用すれば、アトリビュートがキー設定可か不可かを制御、変更できます。

オブジェクトを既存のドライバ(Driver)またはドリブン(Driven)のリストに追加するには

1. シーン ビューまたはアウトライナ(Outliner)でオブジェクトを選択します。
2. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウ内でオプション > ロード時にクリア(Options > Clear On Load)をオフにします。
3. ドライバのロード(Load Driver)ボタンまたはドリブンのロード(Load Driven)ボタンをクリックします。

   現在のオブジェクトがドライバ(Driver)またはドリブン(Driven)のリストに追加されます。

ロードされたドリブン オブジェクトに関連付けしているドライバをロードするには

1. シーン ビューまたはアウトライナ(Outliner)内でドリブン オブジェクトを選択します。
2. ドリブン キーの設定ウィンドウのドリブンのロード(Load Driven)ボタンをクリックします。
3. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウ内でロード > 現在のドライバ(Load > Current Driver)を選択します。

   現在のドリブン オブジェクトのドライバがドライバ リストに表示されます。

オブジェクトのシェイプ ノードだけをロードするには

1. シーン ビューまたはアウトライナ(Outliner)からオブジェクトを選択します。
2. ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウ内でオプション > シェイプのロード(Options > Load Shapes)をオンに設定します。
3. ドライバのロード(Load Driver)ボタンまたはドリブンのロード(Load Driven)ボタンをクリックします。

   現在のオブジェクトのシェイプ ノードだけがドライバ(Driver)またはドリブン(Driven)のリストに表示されます。