カメラのタイプの詳細については、Maya のカメラの種類を参照してください。
カメラのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)から使用できます。カメラの焦点距離をミリメートル単位で指定します。
焦点距離(Focal Length)の値を大きくすると、カメラ ビューがズーム インされ、ビュー内のオブジェクトのサイズが大きくなります。焦点距離(Focal Length)の値を小さくすると、カメラ ビューがズーム アウトされ、ビュー内のオブジェクトのサイズが小さくなります。有効範囲は 2.5 ~ 3500 です。既定値は 35 です。
焦点距離の概要については、焦点およびブラーを参照してください。
実写映像を取り込んでいない場合は、これらのアトリビュートを編集しないでください。
フィルム ゲートを基準として解像度ゲートのサイズを調整します。解像度ゲートとフィルム ゲートの縦横比が同じである場合、フィルム フィット(Film Fit)の設定は無視されます。既定の設定はフィル(Fill)です。
フィルム フィット(Film Fit)を設定するには、カメラ ビューのビュー > カメラ設定(View > Camera Settings)サブメニューを使用する方法もあります。
クリッピング プレーンについては、クリッピング プレーンを参照してください。
ハードウェア レンダリング、ベクター レンダリング、mental ray for Maya レンダリングの場合、この値はパース ビューまたは正投影カメラのニア(Near)とファー(Far)クリップ プレーンの距離を表しています。ニア クリップ プレーン(Near Clip Plane)の既定値は 0.1、ファー クリップ プレーン(Far Clip Plane)の既定値は 10000 です。
Maya ソフトウェア レンダリングでは、既定ではクリップ プレーンの自動レンダリング(Auto Render Clip Plane)がオンに設定されているため(クリップ プレーンの自動レンダリング(Auto Render Clip Plane)を参照)、ニア クリップ プレーン(Near Clip Plane)およびファー クリップ プレーン(Far Clip Plane)の値がクリッピング プレーンの位置を定義することはありません。クリップ プレーンの自動レンダリング(Auto Render Clip Plane)を参照してください。
ニア クリッピング プレーンと ファー クリッピング プレーン間の距離が、シーンにすべてのオブジェクトを含めるために必要な距離よりも大きい場合、画質の低いオブジェクトが出てきます。ニア クリップ プレーン(Near Clip Plane)とファー クリップ プレーン(Far Clip Plane)は、必要な結果を生成する最も小さい値と最も大きい値にそれぞれ設定してください。
シャッター角度(Shutter Angle)はオブジェクトにかけるモーション ブラー オブジェクトのぼやけ具合に影響します。シャッター角度の設定が大きくなるほどオブジェクトがぼやけます。シャッター角度(Shutter Angle)は度単位で測定されます。有効範囲は 1 ~ 360 です。既定値は 144 です。
カメラ シャッター角度(Camera Shutter Angle)オプションは、ぼやけのタイム レンジ向けに使用できる万能機能です。カメラ シャッター角度は従来のフィルムやビデオ カメラと似ており、露出の長さを定義します。しかし、モーション ブラー用に使用する場合は、次の方程式に基づいて露出の絶対的なタイム レンジを変更するだけです。
ブラー(Blur)範囲 = (カメラ シャッター角度(Camera Shutter Angle) / 360°) × ブラーのフレーム間隔(Blur by Frame)
(実世界の映画用カメラでは、ぼやけ範囲は 180°で計算されます。次の 180°を回転する間に、フィルムは次のフレームへと進み露出されます。コンピュータ グラフィックスのカメラにはフィルムはありません)
実世界のカメラのシャッター角度と露出の詳細については、焦点およびブラーを参照してください。
作成(Create)メニューからカメラを作成すると、既定ではパース ビュー カメラが作成されます。正投影カメラを作成する場合は、正投影(Orthographic)チェック ボックスをクリックし、必要に応じて正投影幅(Orthographic Width)を変更します。
正投影ビュー(Orthographic Views)アトリビュートによって、パース ビューと正投影(上面、前面、または側面)のどちらのカメラを作成するかを制御し、また、正投影カメラのビューのフィールドを制御します。詳細については、カメラの表示とカメラのレンダリングを参照してください。
オンの場合、カメラは正投影カメラです。オフの場合、カメラはパース ビュー カメラです。正投影(Orthographic)の既定値はオフです。
正投影ビューを回転させるには、タンブル ツール(Tumble Tool)のオプション ウィンドウでロック(Locked)の設定がオフになっていることを確認してください。ビュー > カメラ ツール > タンブル ツール(View > Camera Tools > Tumble Tool)を参照してください。