シーンを構築しているかイメージのレンダーを準備しているかに関わらず、Maya では常にカメラを通してシーンを見ます。たとえば、映画監督がセットでカメラ レンズを通して撮影シーンを見る場合を考えてみてください。監督の視野は、カメラ レンズを通して見える範囲に限定されます。
既定では、Maya は、パネル内にシーンを表示する既定のシーン ビューに対応するパース ビューと 3 つの正投影(側面、上面、前面)という 4 つのカメラを持っています。オブジェクトのモデリング、アニメート、シェーディング、テクスチャ マッピングでは、これらのカメラ(パネル)を通して対象を見ることになります(ビューに関する詳細については、メイン ウィンドウ(『Maya の基本』マニュアル)を参照してください)。
通常は、これらの既定のカメラを使用して、シーンをレンダーすることはありません。つまり、レンダーするために、1 つ以上のパース ビュー カメラを作成することになります。レンダリング カメラと、シーンを表示できる他のカメラとの唯一の違いは、シーンのレンダーを可能にするフラグです。
作成できるカメラの種類については、Maya のカメラの種類を参照してください。
カメラを作成するには、カメラを作成するを参照してください。