HumanIK キャラクタにクリップを作成し、Trax エディタ(Trax Editor)を使用してノンリニアな方法でアニメーションを編集する場合は、次のことに注意してください。
すべてのキャラクタの IK オブジェクトおよび FK オブジェクトは、同じリファレンス オブジェクトの親であり、このリファレンス オブジェクトをキャラクタ セットに追加できることが理想的です。
HumanIK キャラクタに対してクリップをブレンドする際には、アニメートしたかしていないかにかかわらず、IK ブレンド(IK Blend)プロパティが重要になります。 ブレンドに対してオフセット オブジェクトを指定するときには、次のことに注意してください。
HumanIK リグにスタティックな IK ブレンド(IK Blend)値がある場合(IK ソルバと FK ソルバとの間にブレンドがない)、ヒップ FK オブジェクトまたはコントロール リグ リファレンス オブジェクトのいずれかをオフセット オブジェクトとして設定します。 ヒップ FK (Hips FK)ノードを使用する場合、リグの IK オブジェクトのすべての IK ブレンド T (IK Blend T)および IK ブレンド R (IK Blend R)が 0 に設定されていることを確認してください。
HumanIK リグにアニメートされた IK ブレンド(IK Blend)値がある場合、コントロール リグのリファレンスをオフセット オブジェクトとして使用しないと、Trax エディタ(Trax Editor)はクリップを適切に評価できません。 ただし、コントロール リグのリファレンスを使用しても、ブレンドされたクリップを Trax で適切に評価できないことが多くあります。 このワークフローで問題があった場合、次の回避策を行ってください。