ファイル リファレンスを書き出す

 
 
 

選択項目をリファレンスとして書き出す(Export Selection As Reference)コマンドを使用することにより、シーン内のオブジェクトを選択して、それらを新しいリファレンス ファイルに書き出すことができます。オブジェクトをファイル リファレンスとして書き出すと、指定された場所に新規シーン ファイルが作成されて、開いている親シーンで参照されます。

また、選択項目の書き出しオプション(Export Selection Options)ウィンドウでオプションを設定し、選択したオブジェクトをリファレンス ファイルとして書き出すこともできます。

注:親シーンで既に参照されているオブジェクトは、選択項目をリファレンスとして書き出す(Export Selection As Reference)を使用して書き出すことはできません。シーン全体を書き出し、生成されたファイルに現在のリファレンスを保持できます。詳細については、ファイル > すべて書き出す、選択項目を書き出す(File > Export All, Export Selection)を参照してください。

選択項目をリファレンスとして書き出す(Export Selection As Reference)を実行する場合、生成されるリファレンス オブジェクトではワールド空間の位置が保持されます。親シーンにロードされた後で再配置する必要はありません。

選択したオブジェクトは、アウトライナ(Outliner) のリファレンス(Reference)メニューリファレンス エディタ(Reference Editor)、または Maya メイン メニュー バーからのリファレンスとして書き出すことができます。

アウトライナ(Outliner)からリファレンスを書き出す

  1. アウトライナ(Outliner)で、リファレンス ファイルとして書き出すオブジェクトを でクリックし、表示されるメニューからリファレンス > 選択項目をリファレンスとして書き出す(Reference > Export Selection As Reference) > の順に選択します。

    選択項目をリファレンス オプションとして書き出す(Export Selection As Reference Options)ウィンドウが表示されます。

  2. 選択項目をリファレンス オプションとして書き出す(Export Selection As Reference Options)ウィンドウで、書き出しオプションとリファレンス オプションを設定します。

    詳細については、選択項目をリファレンス オプションとして書き出す(Export Selection As Reference Options)を参照してください。

  3. 表示されるファイル ブラウザでファイルを保存する場所に移動し、ファイル名(File name)を入力して選択項目をリファレンスとして書き出す(Export Selection As Reference)をクリックします。

    新しいシーン ファイルが作成され、そのシーン ファイルが現在のシーンにリファレンスとして書き出されます。

選択項目の書き出しオプション(Export Selection Options)ウィンドウからリファレンスを書き出す

  1. シーンで、リファレンス ファイルとして書き出すオブジェクトを選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行います。

    選択項目の書き出しオプション(Export Selection Options)ウィンドウが表示されます。

  3. 選択項目の書き出しオプション(Export Selection Options)ウィンドウのリファレンス オプション(Reference Options)セクションで、リファレンスのみ維持(Keep only a reference)をオンにします。

    ネームスペース オプション、プロキシ オプションなど、他のリファレンス オプションも指定できます。詳細については、ファイル > すべて書き出す、選択項目を書き出す(File > Export All, Export Selection)を参照してください。

    新しいシーン ファイルが作成され、そのシーン ファイルが現在のシーンにリファレンスとして書き出されます。

関連項目