ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

jointCluster [-aboveBound float] [-aboveCluster] [-aboveDropoffType string] [-aboveValue float] [-belowBound float] [-belowCluster] [-belowDropoffType string] [-belowValue float] [-deformerTools] [-joint string] [-name string] string

jointCluster は、取り消し可能、照会可能、および 編集可能 です。

jointCluster コマンドは高度なコントロールを追加し、ジョイント周辺のバインド スキンのクラスタ パーセンテージ値を管理します。JointCluster は、ジョイントが回転する場合にスキンの屈伸時の滑らかな動きを作成する方法の 1 つです。
.                a <---- aboveBound
.    ____________a_________
.                a         \
.     Joint1     a       Joint2
.   _____________a_______    \
.                a       \    \     b  <--- belowBound
.                a        \    \  b
.                          \    b
.                           \ b  \
.                           b\    \
.                         b   \ Joint3
Joint1 と aaaaa (aboveBound)の間の CV/頂点は Join1 からの移動/回転/スケールのみを受け取ります。aaaa と bbbb の間の CV/頂点は、Joint1 と Joint2 からの平行移動/回転/スケールを受け取ります。bbbbb を超える CV (belowBound)は Joint3 からの平行移動回転/スケールだけを受け取ります。

戻り値

string新規 jointCluster ノードの名前

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

connectJoint, ikHandle, ikHandleDisplayScale, ikSolver, ikSystem, ikSystemInfo, insertJoint, joint, jointDisplayScale, jointLattice, mirrorJoint, removeJoint, removeJoint

フラグ

aboveBound, aboveCluster, aboveDropoffType, aboveValue, belowBound, belowCluster, belowDropoffType, belowValue, deformerTools, joint, name
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-aboveBound(-ab) float createqueryedit
ジョイントの上のボーン方向に、ドロップオフが始まる場所を指定します。100 の値は、ボーンの全長を示します。既定値は 10 です。
-belowBound(-bb) float createqueryedit
ジョイントの下のボーン方向に、ドロップオフが終了する場所を指定します。100 の値は、ボーンの全長を示します。既定値は 10 です。
-aboveValue(-av) float createqueryedit
クラスタの上のボーン方向に、ジョイント クラスタのドロップオフのバーセンテージを指定します。100 の値は、ボーンの全長を示します。既定値は 50 です。
-belowValue(-bv) float createqueryedit
クラスタの下のジョイント方向に、ジョイント クラスタのドロップオフのバーセンテージを指定します。100 の値は、ボーンの全長を示します。既定値は 50 です。
-joint(-j) string create
クラスタが動作するジョイントを指定します。
-aboveDropoffType(-adt) string createqueryedit
このジョイントの上のボーン方向に、パーセンテージによるドロップオフのタイプを指定します。有効な値は、「linear」、「exponential」、「sine」、「none」です。既定は linear です。
-belowDropoffType(-bdt) string createqueryedit
このジョイントの下のボーン方向に、パーセンテージによるドロップオフのタイプを指定します。有効な値は、「linear」、「exponential」、「sine」、「none」です。既定は linear です。
-aboveCluster(-ac) query
このジョイントの上のボーンにコネクトされるクラスタの名前を返します。
-belowCluster(-bc) query
このジョイントにコネクトされるクラスタの名前を返します。
-deformerTools(-dt) query
jointCluster に関連するヘルパ ノードを照会するために使用されます。
-name(-n) string create
このフラグは現在サポートしていません。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// To add a joint cluster to a rigidly bound skin.
// Note the skin should be at bind pose when the cluster is added.
//
jointCluster -ab 20 -bb 20 -j joint2;