インタラクティブ バインドは、最初のスキン ウェイトをすばやく設定する仕組みを持つスムース スキニング方法です。インタラクティブ バインドを使用する場合は、バインドするジョイントごとにボリューム マニピュレータが作成されます。デフォルトでは、このマニピュレータはカプセルのような形状で、ビューポートでシェイプ、長さ、位置を調整しながら、各インフルエンスの作用を受けるメッシュ領域を定義します。

インタラクティブ スキン バインディングを使用してボリューム マニピュレータを調整すると、初期バインドの精度が向上し、スキンのウェイト付けの作業回数を減らすことができます。また、各マニピュレータにより、メッシュ上のインフルエンスの減衰を視覚的に確認できます。頂点を含めたり除外したりしてマニピュレータを調整すると、それに伴ってメッシュ上のカラー フィードバックがリアルタイムに更新されて変更結果が示されます。

マニピュレータの大まかな調整が完了して最初のウェイトを設定したら、続けてウェイトをペイントしてスキンのデフォメーション エフェクトを微調整できます。