シーン内に 3D トリガを設定する

 
 
 

3D トリガにより、プレゼンテーション モードで使用できるインタラクティブ コントロールおよび注釈をシーンに追加できます。また、複数の項目を同時に変更したりアクティブ化できるように、リンクしてまとめることができます。トリガを設定すると、シーン内の特定のオブジェクトが "クリック可能"になります。そのオブジェクトをクリックして、別のシーン項目をアクティブ化することができます。トリガの作成および定義は動作インタフェースで行いますが、トリガを設定すると、動作だけでなくバリエーション、ショット、ストーリーボード スライド、およびライティング環境もアクティブ化することができます。

プレゼンテーション モードの詳細については、「 シーンをプレゼンテーションする」を参照してください。

トリガできる項目

3D トリガを作成する

  1. [B]を押して、動作インタフェースを表示します。
  2. クリック可能にするオブジェクトをシーン内で選択します。
    注:

    トリガの作成時にオブジェクトを選択した場合、そのオブジェクトはシーン内のクリック可能ジオメトリとして、その 3D トリガに自動的に関連付けられます。

  3. [作成]ボタン横の矢印をクリックし、[3D トリガ]を選択します。

    新しい 3D トリガが追加され、動作インタフェースにアイコンが表示されます。

  4. トリガ アイコンを右クリックし、その 3D トリガをクリックしたときにアクティブにする項目をシーン内で選択します。

項目に 3D トリガを関連付ける

3D トリガに項目を関連付けるのではなく、項目に 3D トリガを関連付けることもできます。どちらの場合も結果は同じになります。

  1. オーバーレイ インタフェース(ショット、動作、バリエーション、ライティング環境、またはストーリーボード)で項目のアイコンを右クリックします。
  2. 表示されるメニューから[トリガを関連付け]を選択します。

    シーン内のすべてのトリガが一覧表示されます。既存の関連付けがある場合は、横に表示されます。

    注:

    ある 3D トリガに既に項目が関連付けられている場合、その 3D トリガに別の項目を関連付けると、今までの関連付けが上書きされます。この操作は元に戻せません。

  3. 項目に関連付ける 3D トリガを選択します。

    以後、その項目はその 3D トリガによってアクティブになります。また、その項目のアイコンの左上隅にトリガ ラベルが表示されます。

インタラクティブ 3D トリガを表示およびテストする

  1. [Tab]を押してプレゼンテーション モードに切り替えます。
  2. ビューポート内のオブジェクト上にマウス ポインタを合わせます。

    マウス ポインタが手の形に変化し、3D トリガの名前がツールチップとして表示されます(トリガの通知が有効になっている場合)。

    注:

    3D トリガ名をツールチップとして表示しないようにするには、[オプション]メニューの[トリガの通知]を選択します。[トリガ通知]のチェック マークが消え、3D トリガ名が表示されなくなります。

  3. ジオメトリをクリックして、その 3D トリガに関連付けられている項目をアクティブにします。

3D トリガにジオメトリを追加する

プレゼンテーション モードで、クリック可能なシーン ジオメトリを変更または展開するには、3D トリガにオブジェクトを追加します。

  1. [B]を押して、動作インタフェースを表示します。
  2. クリック可能にするオブジェクトをシーン内で選択します。
    注:

    トリガの作成時にオブジェクトを選択した場合、そのオブジェクトはシーン内のクリック可能ジオメトリとして、その 3D トリガに自動的に関連付けられます。

  3. トリガ アイコンを右クリックし、[選択項目の追加先]を選択します。

    選択したオブジェクトをプレゼンテーション モードでクリックすると、トリガがアクティブになります。

3D トリガからジオメトリを削除する

プレゼンテーション モードで、クリック可能なシーン ジオメトリを変更または最小化するには、3D トリガからオブジェクトを削除します。

注:

ある 3D トリガにシーン ジオメトリが 1 つも関連付けられていない場合、その 3D トリガは、トリガ アイコンを右クリックして[実行]を選択した場合にのみアクティブになります。

  1. [B]を押して、動作インタフェースを表示します。
  2. 3D トリガから削除するオブジェクトをシーン内から選択します。

    既に 3D トリガの一部となっているシーン ジオメトリを確認するには、そのトリガ アイコンを右クリックし、[表示コンテンツを選択]を選択します。

  3. トリガ アイコンを右クリックし、[選択項目の削除元]を選択します。

    以後、選択したオブジェクトをクリックしても、その 3D トリガに関連付けられている項目はアクティブになりません。