マテリアル タイプについて

 
 
 

Showcase を使用する際、さまざまな種類のマテリアルについて理解しておく必要があります。

Showcase マテリアル/拡張 Showcase マテリアル

Showcase マテリアルは、Showcase 専用に作成されており、リアルに見えるさまざまなプリセットを備えています。Showcase マテリアルは高度なカスタマイズが可能であり、見た目に美しく、またはリアルに表示されるように、マテリアルの見栄えを細かくコントロールすることができます。Showcase マテリアル テクスチャはオブジェクト UV から切り離して配置できるので、さらに柔軟性を高めることができます。Showcase マテリアルは、パラメトリック UV マッピングのほかに、平面、三平面、円柱の各投影を使用してマッピングすることができます。

拡張 Showcase マテリアルは、Autodesk マテリアル プリセットの選択に基づきますが、Showcase マテリアルと同様に柔軟性が考慮されています。このマテリアルは、¥Program Files¥Autodesk¥Showcase 2012¥support¥ExtendedMaterials¥ にあります。

Autodesk マテリアル

Autodesk マテリアルは、AutoCAD、Inventor、Revit、3ds Max などの製品に共通しています。これらの製品から読み込んだモデル内にある Autodesk マテリアルは、Showcase でそのまま使用できます。Autodesk マテリアルは、Showcase マテリアルよりも制限が多くなっています。これは、Autodesk マテリアルが実際の物理パラメータに基づいており、それに即してそれぞれのプロパティが表示されるためです。Autodesk マテリアル テクスチャは、配置用のオブジェクト UV にのみ貼り付けられます。Autodesk マテリアルの外観は、Showcase では元の Autodesk アプリケーションで使用されていたときと同じです。

測定されたマテリアル
Showcase マテリアルの一部として、測定されたマテリアル(X-Rite)の一連のプリセットが用意されています。詳細については、「X-Rite で測定されたマテリアル」を参照してください。

これらを参考にして、本来の目的に適した種類のマテリアルを選択してください。必要に応じて、「読み込まれたマテリアルを置換する」に記載されているように、読み込まれた(Autodesk)マテリアルを Showcase マテリアルに置き換えることができます。また、「マテリアル置換マッピング アルゴリズムを定義する」に記載されているように、読み込まれたマテリアルを他のマテリアルにマッピングすることもできます。