マテリアル置換マッピング アルゴリズムは、Showcase に読み込まれたマテリアルの置換方法を詳細に定義する目的でユーザが作成する外部テキスト ファイルです。このファイルを正しい位置に配置して使用することにより、元のマテリアルのカラー値、属しているオブジェクト レイヤ、および元のマテリアル名に基づいて、マテリアルを置換することができます。Showcaseは、マテリアルが配置されるすべての場所(マイドキュメント¥Autodesk Showcase 2013¥Materials など)を確認し、ReplacementMap*.txt というマッピング ファイルがないかをチェックします。
マテリアルを置換するためのマッピング アルゴリズムを定義するには:
[The name of the color based mapping] Type: RGB256 RedValue0to255 GreenValue0to255BlueValue0to255: ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialName RedValue0to255GreenValue0to255 BlueValue0to255: ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialName
[The name of the layerbased mapping] Type: Layers LayerName: ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialNameLayerName: ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialName
[Thenameof the original material name based mapping] Type: Names OriginalMaterialName:ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialName OriginalMaterialName:ShowcaseMaterialSection::ShowcaseMaterialName ...
元のマテリアルで拡散光のカラーが 120 120 120 になっているオブジェクトはすべて、Maple-Hi Gloss に置換されます。元の拡散光のカラーが 5 35 35 の場合も同様です。カラーの範囲は 0 ~ 255 です。
[RGBExample] Type: RGB256 120 120 120 255: Wood::Maple-Hi Gloss 5 35 35: Wood::Maple-Hi Gloss
カラーの例をもう一つ示します。1 つのファイル内にエントリを複数記述すること、および、ファイルを複数作成することができます。
[RGB Example2] Type: RGB256 24 124 124 255: Metal::Gold 20 0 255: Metal::Gold
レイヤ 07.Logos に属するオブジェクトはすべて、Showcase の Gold に置換されます。レイヤ 09.Logos に属するオブジェクトはすべて、Showcase の Chrome に置換されます。
[LayerExample] Type: Layers 07.Logos: Metal::Gold 09.Logos: Metal::Chrome
レイヤの例をもう一つ示します。1 つのファイル内にエントリを複数記述すること、および、ファイルを複数作成することができます。
[Layer Example2] Type: Layers 08.Interior.Floor: Wood::Maple-Hi Gloss 10.Interior.Floor: Wood::Maple-Satin Finish
元のマテリアルの名前が Chrome となっているオブジェクトはすべて、Showcase の Chrome に置換されます。元のマテリアルが PlasticSatin という名前のオブジェクトはすべて、Showcase の Maple-Hi Gloss に置換されます。
[NamesExample] Type: Names Chrome: Metal::Chrome PlasticSatin: Wood::Maple-Hi Gloss
マテリアル名の例をもう一つ示します。1 つのファイル内にエントリを複数記述すること、および、ファイルを複数作成することができます。
[Names Example2] Type: Names Something: Metal::Gold OrOther: Wood::Maple-Hi Gloss