Autodesk Alias 2011 製品(Design、Surface、および Automotive)と Showcase には、共有のマテリアルの共通ライブラリがあります。Showcase マテリアルには、マテリアル置換マッピング アルゴリズムが含まれています。
Alias 2011 ライブラリのマテリアルを置換するには、次の操作を行います。
- [マテリアル] > [読み込んだマテリアルを置換]を選択します。
- [読み込んだマテリアルを置換]ウィンドウが表示されます。
- [マッピング済み]をクリックします。
共有ライブラリのすべてのマテリアルが正しいオブジェクトにマップされます。各マテリアルは、Alias 2011 で表示される内容と視覚的にほぼ同じです。Showcase 2011 には、このマッピング アルゴリズムが含まれているため、他に作業を行う必要はありません。
注:
共有ライブラリ マテリアルのいずれかを Alias 2011 で編集した後に .wire ファイルに保存しても、名前をそのまま同じにすると、置換にはその編集内容は含まれません。このような場合には、最初に Alias 2011 でマテリアルの名前を変更して、マッピング
アルゴリズムで無視されるようにしてください。
ワークフローのヒント
- 読み込まれたマテリアルを簡単に置換するには、読み込まれたマテリアルが Autodesk Showcase のマテリアル名と一致するように、Autodesk Alias または他の CAD ソフトウェアでシェーダの名前を変更します。
- 特殊文字はそのままにしておいてかまいませんが(特殊文字は無視されます)、英字は正確に一致している必要があります。大文字と小文字は区別されません。
- たとえば、CAD シェーダを Autodesk Showcase マテリアル Car Paint::Red Metallic と一致させるには、次のような CAD シェーダ名を指定します。
Car_Paint_Red_Metallic
CarPaintRedMetallic
carpaint#redmetallic
Carpaint_Red_Metallic