ポイント移動ツールを使用する

ポイントを移動する代わりに、ポイント移動ツールを使うことができます。ポイント移動ツールを使用すると、マウスポインタの下にあるポイントをクリックアンドドラッグで移動できます。最初にポイントを選択する必要はありません。

このツールでは、移動ツールと同じ操作モードを使用します。詳細については、「コンポーネント移動モード」を参照してください。このツールをアクティブにすると、最後に使用したモードが自動的に記憶されます。

[Prop]を使用してプロポーショナルモデリングを有効にすると、近傍ポイントも距離に応じて減衰するように調整できます。「コンポーネントの対称処理」を参照してください。

ポイントを選択して移動するという操作に代わる方法として、ポイントの移動ツールを使用して個々にポイントを移動できます。

ジオメトリオブジェクトの選択
[モデル]ツールバーから[修正](Modify) [コンポーネント](Component) [ポイントの移動](Move Point)ツールを選択し、ポイント移動ツールを有効にします。
3D ビューで、オブジェクト上のポイントにマウスポインタを置き、クリックアンドドラッグしてポイントを移動します。

ポリゴンメッシュ上では、ポイントの移動を開始する前に[Alt]キーを押した状態にし、ポイントを別のポイントにスナップおよび集約できます。その他のポイント集約方法については、「頂点を集約する」(「モデリング」)を参照してください。

ポイント移動ツールによる集約では、スナップツールと同じサイズのスナップ領域が使用されます。領域サイズを変更するには、[スナップ]メニューを使用します。または、[Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを使って領域サイズを変更することもできます。ただし、この操作は、マウスホイールをズームに使用していない場合のみ可能です。「[カメラ]プリファレンス」(「プリファレンスリファレンス」)の「マウスホイール」を参照してください。

選択領域のサイズを設定する

選択領域のサイズによって、ポイント移動ツールを使用しているときに、コンポーネントがマウスポインタの「下」にあるかどうかが決まります。このサイズを設定するには、以下の手順に従います。

このオプションは、ポイント集約ツールにも影響します。

[ツール]>[変換]プリファレンスで、[ポイント移動ツールでポイントの表示](Show Points in Move Point Tool)の設定により、ポイント移動ツールの使用中にポイントの表示をオフにできます。このオプションは、ポイント集約ツールにも影響します。