Instance Shape(シェイプのインスタンス化)

 
 
 

カテゴリ

  • データ アクセス

説明

3D オブジェクトまたはシーンの階層に対応したパーティクル シェイプを出力します。出力値がポイント クラウドの[Shape]属性で設定されている場合、各ポイントは、オブジェクトまたは階層のインスタンスとして描画およびレンダリングされます。オブジェクトまたは階層は、[Reference]パラメータで指定します。

リファレンスは、オブジェクトのグループで指定することもできます。この場合、グループ内で使用するオブジェクトのインデックスは、[インデックス](Index)ポートで指定します。

このノードの使用については、「ICE パーティクルインスタンス」を参照してください。

パラメータ

リファレンス(Reference)

パーティクルの代わりに使用するジオメトリを持つオブジェクトまたはオブジェクトのグループです。単一のオブジェクト、オブジェクトの階層、またはオブジェクトのグループを使用できます。グループ内の各オブジェクトは1個のパーティクルにランダムに割り当てられ、存続期間中はそのパーティクルに割り当てられたままになります。これは、インスタンスがパーティクルの一意の ID に基づいているためです。

Explorer

リファレンスを Explorer から選択する場合は、このボタンをクリックします。[In Name]ポートが接続されている場合は、既存のパスで有効なリファレンスのみを選択できます。

ピック(Pick)

選択セッションを開始する場合は、このボタンをクリックし、ビューポート、Explorer、またはスケマティック ビューからリファレンスを選択します。

階層モード(Hierarchy Mode)

オブジェクトだけをインスタンス化するのか、階層をインスタンス化するのかを指定します。

  • インスタンス化されたジオメトリが単一のオブジェクトまたはグループの場合は、[Object Only]を選択します。

  • インスタンス化されたジオメトリが階層の親オブジェクトの場合は、[Object+Children]を選択します。

RBD タイプ(RBD Type)

この ICE ツリーで[バレット リジッド ボディのシミュレート](Simulate Bullet Rigid Bodies)ノードを使用している場合、パーティクルのインスタンス化されたシェイプに使用する衝突ジオメトリのタイプを選択することができます。

  • [B ボックス](BBox)は、インスタンス化されたジオメトリのシェイプの周辺にバウンディング ボックスを作成します。
  • [凸面ハル](Convex Hull)(バレットRBDのみ)はインスタンス化されたジオメトリのシェイプの周辺に凸面ハル近似を作成します。

詳細については、「リジッド ボディ パーティクルおよび障害物の衝突ジオメトリ」を参照してください。

[Out-of-range Group Index(範囲外のグループ インデックス)]

インスタンス化されたオブジェクトのグループに接続する場合は、このパラメータを使用して、インデックス値がグループのサイズよりも大きかった場合の処理方法を指定します。

  • クランプ(Clamp): グループ オブジェクト インデックスの範囲外にあるインデックス値を持つオブジェクトは処理の対象外となります。

  • ラップアラウンド(Wraparound): オブジェクトは自動的に含められます。

ポート

入力

インデックス(Index)

グループに接続すると、インデックス値に応じてグループ メンバーがピックされます。

インデックスはオブジェクトが作成された順番であり、[ビュー](View) [一般的なソート](General Sort) [なし (生成順)](None (Creation))フィルタを使用してエクスプローラーで確認することができます。

この順序は「Explorer でエレメントをソートおよび順序変更する」の説明に従って変更できます。

任意のタイプの[ランダマイズ](Randomize)ノードをこのポートに接続して、グループのオブジェクトをランダムに選択することもできます。詳細は、「マスター オブジェクトのグループを使用する」を参照してください。

出力

シェイプ(Shape)

シーンのオブジェクトまたはオブジェクトの階層を表す出力シェイプです。