サーフェイス マテリアル、テクスチャ、ボリューム シェーダなど、シェーダのタイプによっては、ライト一覧と呼ばれる一連のライトを作成できます。これらのライト一覧では、シェーダのエフェクトに影響するイルミネーションを発するライトを指定できます。mental ray のカテゴリのシェーダの多くは、ライト一覧を使用します。
基本的に、この一覧はライトをマテリアルに関連付けます。マテリアルはこれらのライトから対象であるオブジェクトのシェーディングされたサーフェイスへのイルミネーションを適用します(マテリアルが共有される場合は、そのマテリアルを共有するすべてのオブジェクトがライト一覧のライトで照らされます。
ライト一覧を使用しない場合は、ライトとオブジェクトの関係はマテリアルに適用されず、代わりにセレクティブ ライト プロパティを使用してシーン内のオブジェクトにライトを関連付けることができます。オブジェクトに特定のライトの関連付けがない場合は、シーン内のライトのすべてに照らされます(既定の動作)。詳細については、「セレクティブ ライトを使用する」を参照してください。
ライト一覧モードは、ライト一覧に定義されたライトの使用方法をコントロールします。以下のモードがあります。
[ライト リストを使用](Use Light List): ライトの一覧が有効になります。この場合、ライト一覧内のすべてのライトがイルミネーションに使用されます。
[インクルーシブ ライト リスト](Inclusive Light List): インクルーシブ モードでライトの一覧が有効になります。この場合、グループ内のすべてのライトについてイルミネーションが評価されます。
現在、Softimage では、mental ray についてはライトグループに対応していません。そのため、[Inclusive Light List(ライト一覧を含む)]モードは[Use Light List(ライト一覧を使用)]モードと同様に動作することに注意してください。
[エクスクルーシブ ライト リスト](Exclusive Light List): エクスクルーシブ モードでライトの一覧が有効になります。この場合、ライト一覧に指定されたもの以外のすべてのライトがイルミネーションに使用されます。
[ライト リストを無視](Ignore Light List): ライトの一覧が無効になります。この場合、オブジェクトは関連付けられたライトによって照らされます(定義されている場合)。それ以外の場合は、シーン内のすべてのライトが使用されます。